ちりつもってやまとなぁれ。 (ページ25)

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「え？？Aだったの？！」
「うっそー、すっげ綺麗になったな！ずっと誰なんだろうって気になってたんだよ」
「肌すっごいきれー」
「どうやったらそんな美肌になれるの？うらやましー」
「そう言えばA元々色白だったもんね」

チャニョルの声が大きかったからか、集まってきた皆
一気に注目されて、さすがに恥ずかしくなった

・・・でも、今一番今の私を見せつけてやりたかったあいつの姿はない

SJ「誰か探してるの？」

『・・・別に』

SJ「わかってるって！ベッキョンでしょ？隠さなくていいから」

『違うってば。まぁ・・・どうなってるか見てやろーかとは思ってるけど？』

開始時間から既に１時間はたとうとしているのに、あいつはこない
まぁ、こないならこないでもいいけど・・・何かそれもそれでむかつく

CY「ね、A彼氏はいるの？」

『いないんだよねー、これが』

CY「えー！そんな美人なのに男なし？！俺だったらほっとかねーけど」

俺立候補しちゃおっかなーなんて言うから

"同窓会で運命の再会"

テレビで見たからか、そんな言葉が浮かんでちょっとときめいたけれど、
チャニョルの指に光ってる指輪を見て一瞬で萎えた

『そんなこと言って。彼女いるんでしょ、チャニョル』

CY「あ、ばれた？」

へへ、なんて笑ってるチャニョルの横で、女子たちから小さくため息が聞こえた

・・・やっぱ皆考えることは一緒よね

CY「残念・・・もっと早く再会しておけばよかったな」

なんてこっそり囁いてきたチャニョル

・・・彼女もちでよかったよ
チャニョルと付き合ったらやきもきして気疲れしそうだわ

CY「お、ベク！！」
「おっせーよ！来ないかと思ったぞ」
「遅れて登場して注目浴びる気だったんだろー」

BH「おー、遅くなった。はは、皆元気そうじゃーん」

どくん、、

きた・・・あいつ

なんて言ってやろうかと思いつつゆっくり振り向けば

BH「久しぶり、A・・・綺麗になったな」

こっちを見るなりそう言ってにっこり微笑んだあいつ・・・・・誰？←

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