ちりつもってやまとなぁれ。 (ページ11)

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『あ、、オレンジジュースあるけど、飲む？』

CY「うん」

『ちょっとまってて』

チャニョルの視線に耐え切れなくなって、飲み物を口実に部屋を出た

顔が熱い・・・
パタパタ手で仰ぐけど、生ぬるい風がくるだけで全然涼しくない

外が暑いのか、自分が熱いのかわからない

『お待たせ』

ジュースをテーブルに置いて、エアコンの温度を下げた

CY「暑いの？」

それをみたチャニョルが、そう言って側に寄ってきて隣に腰を下ろした

CY「汗かいてる」

そーっと首に触れてくるからくすぐったくて身をよじると、クスッと笑った

CY「くすぐったいの？」

にやっと口角をあげ見下ろすその表情に、ドキドキしてまた更に暑くなった

CY「A、ここにも汗・・・」

おでこに手を伸ばしてきたチャニョルをとっさに避けた

汗なんて、、

CY「・・・なんで逃げるの？」

不服そうな声に顔をあげれば、少しだけ口を尖らせてる

『だって・・・汗かいてるから恥ずかしい』

汚いし・・・

CY「顔、真っ赤」

ふっと笑う声がして、恥ずかしくなって顔を背ければ

カラン、と氷の音が聞こえた

CY「・・・冷やしてあげる」

『ひゃっ』

首筋がひやっとして、冷たくてとびあがりそうになった

氷・・・？！

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