ちりつもってやまとなぁれ。 (ページ2)

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－さかのぼること１０日前

「今日も遅くまでご苦労様です！サインお願いします！」

私の今現在の最大の癒しと言っても過言ではないであろう・・・宅配チャニョル君

忙しくて買い物にいけないから良く通販を利用してる私
宅配便をここに運んでくれる彼のことを、密かに心の中でそう呼んでいた。

背は高く、すらっとしてて、俗に言うイケメン
そんでもって笑顔が素敵。イケメンで感じもいいなんて、最強でしょ？

帰りが不定期でいつも遅いせいか、よく不在にしてしまう私。

そのせいか、、いつの日か覚えられたようで
少しずつ会話するようになり・・・

CY「いつも遅くまで大変ですね。体には気をつけてくださいね、Aさん」

『ありがとう。チャニョル君もね』

今では名前で呼びあうようになった。

CY「見ればわかるでしょ？俺はいつも元気いっぱいなんで！！」

『ふふ、そうだね。ハッピーウイルスって言われてるんだっけ』

CY「はい！覚えててくれたんですね」

２２歳だと言うチャニョル君。

そんなささいな会話にも癒され、チャニョル君がきてくれた日は
疲れも吹っ飛んでお仕事頑張ろうと言う気持ちになる。

アラサーの荒んだ心を癒してくれる天使なのだ←

この笑顔に癒されてる人、私以外にもたくさんいるはず。

CY「あの、、もしかして、これって、チケットですか？」

『ん？そうだよ』

そう・・・
私のもう１つの癒し。

国民的バンドグループBEAR'S
歌も音楽ももちろん大好きだけど、ベースのシウミンにお熱な私。

本日、そのライブのチケットが届いたのだ。

CY「やっぱり！Aさんの好きな音楽とか興味あるな。何のチケットなんですか？」

『・・・BEAR'Sだよ。知ってる？』

CY「えぇ？！えっ、知ってるも何も！！俺も大好きなんですよ！！

ていうか、チケット取れにくくてプレミアものじゃないですか！」

私の倍以上あるんじゃないだろうかと思う大きな目をくりくりさせて
急に興奮して話し出すチャニョル君。

かわいいなぁ

CY「俺ハズれちゃって、、色々あたって探してみたけど結局ダメで・・・

実はこの封筒見て、まさかと思ったんです！いいなぁAさん！！」

キラキラキラキラ

そんな効果音が聞こえてきそうなくらいのまぶしい笑顔。

きゅーん♡

かわいい！

『・・・もし良ければ、チャニョル君も行く？』

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