鳥かごのサッカー少女Ⅲ ～エイリアン編～ (ページ8)

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99話　雷門対大阪ギャルズCCC　２ページ8

「プリマドンナァ!」

プリマドンナは風丸君を巻き込んで、一緒に踊っているようで最後にポーズを決めていた。

風丸君のダメージは大きかったみたい…

抜かされてしまったけど、鬼道君が上手くカットして難を逃れた。

塔「なんなんだよ、今の必殺技…」

土「もしかして、こいつら…」

壁「結構やるっス…」

まさか彼女たちがこんなに強いとは思わなかった目金君は冷や汗がダラダラ。

目「ま、まぐれですよ、まぐれ…あんな地元チームがあんな技…まぐれに決まってるじゃないですかっ…」

貴「まぐれじゃないよ、一人一人のレベルが高い…」

小暮君が旋風陣でボールをカットするが、油断してしまってすぐ取られてしまった。

「リカ、れいか!」

小暮君から奪ったボールをリカちゃんたちにパスを出しシュート体制に入る。

「「バタフライドリーム!!」」

放たれたシュートは光に包まれて、勢いよくゴールに向かっていく!

円「爆裂パンチ!っ!?」

角「決まったー!!なんと大阪ギャルズここで先制点です!!」

浦母「よっしゃー！」

シュートは円堂君の爆裂パンチをヒョイっとかわし、先制点を入れられ前半戦終了…。

ど、どうしよう…これで負けたら、私と一ノ瀬君がお好み焼き屋さんになっちゃうよ～(涙)

浦「うふっ❤」

一/貴「うぅ…/あはは…」

貴「一ノ瀬君…」

一「なんだ…A」

貴「お好み焼き屋さんでも頑張ろうね…」

一「ああ…っておいっ‼」

相手のベンチ側では、おいしくお好み焼きを食べていた…おいしそ～

土「嘘だろ…リードされて前半終了なんて」

風「いや、強いよ彼女たち」

栗「どうしてあんなに強いでやんすか?」

貴「わからない…でも、後半戦は相手のペースに流されないようにしないと」

もうすぐ後半戦が始まる、雷門は円陣を組んでみんなの心を一つにする。

円「Aが言ったように、相手のペースに流されるな!相手が誰であろうと、俺たちは俺たちのサッカーをするだけだ!」

鬼「点差はまだ一点だけだ!」

円「いくぞっ!!」

「「おおっ!!」」

ﾋﾟｨｨｰ!!

後半戦、はじまりのホイッスルがグラウンドに鳴り響く。

目金君が吹雪君にパスを出して、吹雪君が上がっていく時相手がボールを取ろうと飛び出してきた!

吹「ハッ!」

貴「あぶない!」