鳥かごのサッカー少女Ⅲ ～エイリアン編～ (ページ11)

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102話　エイリア学園の秘密基地? ページ11

扉が開くと、大きなトレーニングマシーンにシールがカラフルに貼られている。

まさか私たちが探してた場所の地下にこんなのがあるなんて…

浦「ジャジャーン!どや?可愛いやろ～?」

円「すげーカラフル…(汗」

浦「ウチらがデコってん、ダ～リンの顔も描いとこかぁ～?」

一「あはは…(汗」

ふと瞳ちゃんの顔を見ると、何か考え込んでいる様子

円堂君たちはトレーニングマシーンを見るのに夢中になっているみたい。

貴「瞳ちゃん、どうしたの?」

瞳「ええ、まさか…ナニワランドの地下にこんな場所があるなんて」

貴「お城は私も探してたんだけど、びっくりだよ」

瞳「これだけの施設、まさか…っ!」

貴「っ…!もしかしてここってエイリア学園の!?でもなんでリカちゃんたちが…」

瞳「さぁ、それよりAも円堂君たちと見てきたら?」

貴「うん、行ってくるね!(微笑」

叫び声が聞こえて行ってみると、目金君が涙を流しながらトレーニングマシーンの上で走っていた。

なんか、大変だね…あ、吹っ飛ばされてる。

貴「すご～い、あれ足も飛んでくるんだね」

鬼「かなり高性能だな」

浦「うん、レベルを上げるともっと激しくなるで!最高レベルはうちらもクリアでできへん」

貴「へぇ～!」

円「面白いっ!俺ここで特訓したい!」

風「イプシロンとの試合まであと3日、ここなら今まで以上に特訓ができる!」

貴「うん!もっと強くなれちゃうかもっ!」

さっそく円堂君がこの練習場を使ってもいいかリカちゃんに許可をっとってみると

リカちゃんは少し嫌そうな顔。

浦「えー」

一/貴「え、/ほえ、だめなの？」

浦「もちろんええよ～♡」

リカちゃんからOKをもらったところで私たちはそれぞれの練習場所を探すことになった。

デス・ソードの練習ともう少しシュートの威力を強くしたいな…。

貴「吹雪君、私もシュート練習したいから一緒にしてもいいかな?」

吹「うん、いいよ(微笑」

私は吹雪君と同じ場所で練習することにした。

起動したマシーンは、ゴール前にロボットがアームを広げて回転をしながらゴールを阻んでいる。

貴「よ～しっ!」

ﾊﾞｼｭｯ!

私が蹴ったボールは、アームにあたってはじかれてしまった。

貴「難しい!!」

吹「…っ!行くよっ…!」

ﾊﾞｼｭｯ!

次に吹雪君が打ったボールも同じようにはじかれてしまう…

思ったよりもこれはすごく難しいけど、やるしかない!