Beastでも強く生きられない谷崎 ページ3
谷「タラタラ」
国「・・・」
『ズズ』
なんだよこの気まずい雰囲気は
私はボックス席じゃなくってカウンター席に居るからまだいいけど、谷崎かわいそう
むっちゃ怖い新入りの視線をもろに浴びて
グスン、谷崎強く生きろ
谷「ほっとーにすみませんでした!」
謝っても動きなし、コッわ
ナ「大丈夫ですわよお兄様、ナオミがついておりますわ」
ナオミ、君がいてもあの視線は怖い、ムッチャ怖い
芥「許せぬ」
なにが?
芥「そこの人質役の少女は貴君の妹だとか」
妹?えっまさか
谷「え、はい妹のナオミです・・・」
芥「妹は大事にするべきだ」
『芥川、君もしかして妹を雑に扱った兄が許せない、そう言いたいの?』
見えるか見えないかの角度で頷くの辞めろ見えづらい
『芥川、君言葉に主語を入れよっか』
ナ「だったら心配要りませんわ、人質役は私自ら志願したわけで」
芥「逸れなら畳畳僕の早合点だ
汁粉と焙じ茶を1つ」
国「それにしてもあの男はまだ来ないのか?」
『5丁目のおばちゃんに捕まってるに一票』
国「全く、自分が新入りを連れて社員にすると言い出したのにも関わらずその新人を放置か」
『織田作は絡まれるのが仕事だからね、当人は嫌な顔をしていると思ってても傍から見ればキョトン顔にしか見えない』
国「御影さんは織田に甘過ぎます」
『だってかわいいじゃん?面白いし偶に言動が意味不明だけど、流石私がスカウトした人材』
国「その人材が子供を犬みたいに拾って来て困ってるんです!」
『いいじゃん、いいじゃん』
カランカラン
お、来たようだ
『遅かったじゃん今日はどうしたの?』
織「2丁目の煙草屋のお婆さんに捕まって話し相手をしていた」
『くぁーー!惜っし』
織「?」
国「頃合いを見計らって中座しろ、嫌な顔1つでもすれば向こうから話しを辞めてくれる」
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←題名、思いつかねえ・・・
10人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:樹羅 | 作成日時:2023年2月18日 9時