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「ちょちょちょっと!! なんであんたがそんなこと言うの!?」
多分今私の顔も、菅原くんに負けず劣らず真っ赤だろう。
照れ隠しに徹の背中を今度はグーで殴った。
それからその背中に隠れると、徹は私を引っぺがして、菅原くんの方に突き飛ばした。
「じゃ、俺先に帰るね！ 荷物は持って帰るから!!
爽やか君もじゃーね、と手を振って徹はテーピングの箱を片手にレジの方へ去っていく。
残された私たちだったけど、徹がカミングアウトしてしまったせいで、菅原くんの方を見られない。心臓うるさいし顔熱いしもう嫌。
「……A、さん」
「はいっ!?」
突然名前を呼ばれて、とてもびっくりした。
恐る恐る振り向くと、視線を逸らして赤い頬をかきながら、菅原くんが私に尋ねる。
「今の、ってその、本当ですか」
「うん……ごめん、迷惑だよね、無かったことにして？」
私も菅原くんを直視出来ずに、視線を明後日の方向へ向けながら告げる。
すると、いきなり菅原くんは私の顔を覗き込んだ。
ばちっと視線がかち合って、心臓が大きく音をたてる。あ、泣きぼくろ。ちょっと色っぽい。
一周回って冷静過ぎやしないか、私。
でも、そうでもしないとどんどん体温が上がっていきそうだ。
今度は私の目から視線を逸らさない菅原くん。
まるで呪縛が掛かったように、見つめられた私は指一本動かすことが出来なかった。
「俺は、無かったことになんか出来ません」
そう言われ、そっか、と口からぽろりと零れた。
それからごめんね、と小さく呟いて、俯く。そうしていたら、菅原くんはまた口を開いた。
「迷惑だなんて思ってないです。……むしろ俺もさっき、Aさんに一目惚れして、」
だから、付き合ってみませんか。
……そう続けた菅原くんは、とってもかっこいい。
顔が熱くなる。その勢いのままうんと頷いて、私は菅原くんの手に指を絡めた。
後で徹に牛乳パン買ってやろ。
恋愛イニシアチブ 【夜久衛輔】→←赤い糸を辿った先に【及川姉×菅原孝支】
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ちーな(プロフ) - りんさん» 初めまして！リクエストありがとうございます(* ´艸｀) 了解しました！激甘書くの大好きなので、もうバッチこいです！！(笑) しばらくお待ちください！ (2015年10月2日 23時) (
レス) id: 4ce6956417 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 初めまして！いきなりで申し訳ないのですが、リクエストでマッキーを書いて頂けないでしょうか？夢主ちゃん青城３年マネージャーで出来たら激甘で！シチュは部活終わりの部室で★をお願いしますm(__)m (2015年10月2日 22時) (レス) id: 6301628fee (このIDを非表示/違反報告)
ちーな(プロフ) - ういいいいいいさん» 了解しました！投票ありがとうございます！ (2015年9月28日 22時) (レス) id: 789c4624a5 (このIDを非表示/違反報告)
ういいいいいい - Cが見てみたいです! (2015年9月28日 21時) (レス) id: 6ab1e7d164 (このIDを非表示/違反報告)
ちーな(プロフ) - 文(ふみ)さん» 投票ありがとうございます！ (2015年9月26日 21時) (レス) id: 4ce6956417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作者ホームページ：
作成日時：2015年8月23日 20時
