第22話 ページ22
*
ある真夜中の出来事
その日はたまたま眠れなくて、屋敷の上によじ登り、綺麗な満月を眺めていた。
・
高杉「よォ、隣いいか?」
「晋助…、どうぞ。」
晋助は私の隣に座ると満月を無言で眺めていた。
・
私はその晋助の横顔に見惚れてしまって、ついついガン見をしてしまった。
高杉「どうした?俺になんかついてるかァ?」
「あ、ううんっ!なんでもない!!
」
見惚れていました、なんて言えるわけないじゃん……。
・
・
しばらく静寂さが響き渡っていたが、晋助が口を開いた。
高杉「……月が、綺麗ですね。」
「え?そ、そうですね……?」
急にかしこまって、月が綺麗と言われ、困惑してしまう。
晋助らしくないというか、なんというか。返答に困ってしまう。
「確かに、今日の月、綺麗だね。」
晋助「……お前、意味わかってんのかァ?」
「え、意味なんてあるの?」
晋助は『はぁ…。』とため息をつくと、私にグッと顔を近づけてきた。
・
「ちょっ!晋助…っ、近い…///」
鼻がくっつくくらい近い距離に息が止まってしまう。
今までにないくらい胸が高鳴り、心臓がうるさい。
自分でもわかるくらい赤面だろう。顔が熱いもん。
・
晋助「さっきの言葉の意味、教えてやろうかァ?」
「え……?」
・
【貴女が好きです、愛しています。】
・
私はこの時、恋に落ちてしまいました____。
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ran(プロフ) - 続きが気になります!!更新まってます!! (3月4日 22時) (レス) id: cc8a597751 (このIDを非表示/違反報告)
きょこ - よ!!待ってました(^○^)たまたま見たら更新されてたので嬉しいですー!続き楽しみにしてます! (2019年11月23日 1時) (レス) id: f24271a241 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - 皆さん大変長らくお待たせしました!!本当に申し訳ないです!!これからはしっかり頑張ろうと思いますので、是非よろしくお願いします!!コメント、評価などお待ちしております! (2019年11月10日 20時) (レス) id: abdb489f1c (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ - 更新まだかな (2018年11月20日 22時) (レス) id: 852236a56e (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ - 更新まだかな (2018年11月20日 22時) (レス) id: 852236a56e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなみ | 作成日時:2018年9月8日 1時