・ ページ29
［ 村上 side ］
お昼ご飯を理科室で食べにきた。
進路なんかわからへん。
村「 なんとなくでええのに。
な。 」
人体模型に向かって言うた。
よし。 いくか。
” な、ん、と、な、く、 な、ん、と、な、く。 ”
ん、？ 今、声が …。
高「 なに？ 人体模型に話しかけてたの？ 」
村「 あ、いや、こいつならなんでも言えるんです。
心を開いてくれて …。
こいつも、 開いてくれて …。
まぁ、 開きすぎやけど 笑 」
高「 はは 笑
あ。 村上君、進路で悩んでるんでしょ？ 」
村「 あ、いや。
悩んでるって、いうか …。 」
高「 村上君は、 科学が得意だからその能力を人のために使うとかはどう？
地球に、優しいスーパーマンとか！
でも、 そうなるためには努力が必要よ。
今にトキメケ！ 明日になんとか！ 」
律子先生 って、よくあつくなるよなぁ。
高「 人体模型に話すくらいなら私に相談しなさい？
丸山先生よりは、 頼りになるから。 」
律子先生が出ていった。
村「 俺が、 スーパーマンにならんくても
誰かがなるわ。
な。 なんとなくでエエよな。 」
理科室を出ようとしたら
” な、ん、と、な、く。 ”
村「 え？ 」
人体模型が動いた。
” そ、ん、な、に、お、び、え、な、い、で、よ。 ”
村「 な、なんだよ！ 」
” な、ん、と、な、く、な、ら、そ、の、か、ら、だ、ち、ょ、う、だ、い ”
村「 うわぁぁぁぁぁぁぁ！？ 」
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆ - 4話の5話目【首が延びてた】→伸びてた、 4話の17話目【図星の用だな】→様だな だと思います。 (2014年11月30日 22時) (
レス) id: 99a29e3e26 (このIDを非表示/違反報告)
∞山風∞ - 移行おめでとうございます！更新頑張って下さい！応援してます♪ (2014年11月9日 22時) (レス) id: 42290dd063 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2014年11月8日 22時
