ep22 ページ25
重い空気が漂っていた部屋に、雅紀の明るい声が走る。
〔翔ちゃんのお兄さん、どんな人だったの？ 教えて教えて！〕
先程までの空気は一変して、穏やかな空気になったことにニノも安心したのか、
〔俺も知りたいです。兄の姿が分かるだけでも翔ちゃんの希望になりますから〕と、
優しい笑顔を施設長に向ける。
〔三人共、大きくなっちゃったわね。あの日は、翔ちゃんが中学二年生の頃ね〕
施設長の次の言葉を、息をのんで見守る。
〔和くんに案内されて入って来たのが、中学三年生の男の子だったわ〕
・
〜回想〜(施設長からの視点です)
〔いらっしゃい、どうぞ入って。和くんは遊んでらっしゃい〕
『初めまして、大野智と言います。今日は少しお話があって来ました』
礼儀正しい子だなと思って目線をあげると、小柄な男の子が立っていた。
ソファーに案内して、自分も向かいのソファーに座ると、話を聞くことにしたの。
〔初めまして、高橋と申します。ご用件は何かしら？〕
『此処に櫻井翔という名前の男の子は居ますか？』
〔あぁ、翔ちゃんのことね。居りますが、それがどうかしたの？〕
疑問に思って訊き返すと、『急には信じられないかもしれませんが、僕は彼の兄なんです』
とても驚いたけれど、信じられなかったわけでも無かったの。
“僕は彼の兄なんだ”ということが、瞳の奥から伝わって来たから。
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依羽(プロフ) - 茱來さん» おｋ！メッセ読めた？ (2013年6月14日 23時) (
レス) id: c1d465e675 (このIDを非表示/違反報告)
茱來(プロフ) - 依羽さん» あらしっく友は10人以上かな？ 交換場所でもっとお話しましょ！ (2013年6月12日 22時) (レス) id: a3d9902085 (このIDを非表示/違反報告)
茱來(プロフ) - まりる∞さん» ありがとう！そう言って貰えると嬉しいな♪ これからも頑張っていきますｗ (2013年6月12日 21時) (レス) id: a3d9902085 (このIDを非表示/違反報告)
まりる∞(プロフ) - このお話、すんごく好きです！ マジで感動したよんっ あなたのお友達よりw (2013年6月12日 21時) (レス) id: fddd4046d6 (このIDを非表示/違反報告)
依羽(プロフ) - 茱來さん» 大丈夫だよー＾＾受験を超えたらそうでもないってことなのか?よし、頑張らねば!!!!あらしっく友、何人出来た??よーし、色々努力しますぜ(((( (2013年5月19日 22時) (レス) id: e6fc2181c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵 | 作成日時：2013年2月16日 9時
