〇 ページ4
⚠︎若干下ネタ注意
「なあそういえばさぁ」
先日、Aに対する独占欲を危うく向けられそうになったことをキッカケにコンプレスの中で1つの疑問点が浮かび上がる
「お前とAちゃんって付き合ってんよな？」
「あ？ンなもんじゃねえよ」
そんな簡単なもんじゃねえ。と荼毘は声を低くした
なんだそれ、キモ。とトゥワイスの意見に少し賛同しそうになったが、彼等はそんな吹き飛んでしまいそうな容易いものでは無い"らしい"
「でもヤ る事ヤ ってるよな！きもっ」
「想像するな、焼き尽くすぞ」
あの日、此処でAを犯したのはやはり間違いだったかと後悔をする
妬みから自分のものだと知らしめるため、行ったが反対に他の連中は影ではAのことを…
「そういう目で見んな殺す」
「自業自得だろ」
コンプレスの言葉に何も言い返せなかった
これ以上Aを人の目に晒さないと、豪語していたのは自分なのに
「まあまあ、でもよ荼毘。あんた自分勝手な割には守るべきとこは守ってんだな」
「は？なにがだ」
「お前関係なしに避妊しなそうだもんな！しろよ！」
うんうん、偉いぞ。と感心するコンプレス
荼毘は空いた口が塞がらなかった
思えば
自分はAとの行為の際、避妊行為を行ったことはただの1度だって無い。クズだと思われたって別に構わない
孕んでしまえば1番それがいいと思っていたからだ
Aと俺のガキなんて可愛いに決まってる、まだ見ぬ将来に口元がニヤけそうになりながらも
コンプレスのお、という声はAがホークスと共に入室してきたことを表す
「なあ」
『ん？』
早々にホークスから距離を取らせ腕を取り引き寄せる
話題の中心にいた彼女は本日も生憎に顔色が悪い
「お前、生理きてんのか？」
なっ。と隣でホークスがぎょっと目を見開き口元を手で覆うのを横目に
荼毘は記憶を頭の中で繰り返す
これ迄、度重なる情事でAの中に放たれた荼毘の欲望達が着床することがなかったのはただの体質だと思っていたが
記憶の中のAに月経が来ている様子は1度も感じたことがない
「荼毘、それはあんまりにセクハラ…」
「黙ってろNo.2」
お前には関係ない、と荼毘が言い放つ前で
Aはコスチュームのゴーグルを外しながら首を傾げる
『なにそれ』
その場にいた全員の時が止まった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 465人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおむすび(プロフ) - 待ってました！本当に大好きな作品でまた読めるのが嬉しいです！ (6月30日 2時) (
レス) @page32 id: 2152d546a1 (このIDを非表示/違反報告)
シロヌコ(プロフ) - ウワァァン続きは何処へえええ、、のタイプな作品すぎます、、この作品を生み出してくれてありがとう (2023年1月22日 1時) (レス) @page29 id: 09da8bad9a (このIDを非表示/違反報告)
カキフライ - しっかりした終わりの証明を楽しみにしています…！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page29 id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 最高です！！！！思わずうるっと来てしまいました！更新してくれると嬉しいです！！ (2022年10月28日 22時) (レス) @page29 id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
rusya.(プロフ) - すきィィィィィイイイイイイ (2022年10月20日 6時) (レス) @page29 id: f22ef2da16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リオハ | 作成日時：2021年9月24日 1時
