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「さっせるかバーカ！！！」
壁を突き破り、殻木、ハイエンド諸共に蹴りを入れたのはミルコだった
「っめぇは…！」
思わしくない戦況での加勢、状況は大きく変わるもミルコのパワーでもAの脳無を圧倒することができない
「偽物だろどーせ！！」
「「「どーダか」」」
激しい戦闘が間髪入れずに繰り返される
轟音に土煙、各々の個性を存分に繰り広げ続ける中でホークスの無線に一通の連絡が入る
「っ、しま、」
「油断すんな！！遊びにきてんのか！」
間一髪、ミルコに抱えられ攻撃を避けた
ホークスは情報に耳を疑った、自分が動揺してしまう程に、その情報は確かなのか。確かめたいにも、ぶつり。と無線が切れてしまう
「ちっ、ホークス行け！」
「お前しか、っ行けねんだろうが！！」
同じ連絡は全員の耳に届いていたらしく
ミルコの次に爆豪が声を放った
それを察してか、脳無がホークスに標的を向ける
目の前を大氷が覆った、行け。と轟が呟いたところでホークスは戦況に背を向け剛翼を目一杯に動かし始める
""「こちらっ救護班！至急です！Aの姿が、ありません！」""
何故、どうして
確かに彼女を後衛に預けた、その数分前には処置が開始され命に別状はない。との連絡も入っていたのに
「A、くそっ」
息の、仕方が分からなくなる
失いたくない一心で護り続けた、それなのにAは
いつも、俺の前からーーー
「くそっ、」
瞬間、蒼炎に包まれた
咄嗟に剛翼でカバーしたものの、耐えきれず半数が焼け落ちてしまいそのまま建物の屋上に体が打ち付けられる
鈍痛が背中を襲うも、今はそれどころではない
それどころではない、のに
「よォ、No.2。そんなに急いでどうしたんだ？」
「荼毘…！」
焦げた自分の剛翼達が、ハラハラと上空から降り落ちる
頬を掠める灰が、目の前の男の存在を嫌という程に見せつけてきた
「まあ、最初から信じちゃいなかったがよ。ここまでとはなぁ」
「随分と、土足で荒らしてくれたもんだぜヒーロー」
「悪いな、平和のためだ」
「平和のためなら許されるんだろう？暴力がなァ！」
迫り来る蒼炎、ジリジリと皮膚が熱気を覚えてる
半数の剛翼、先程の脳無戦闘でのダメージ
今ここで、荼毘を突破するには不可能かーーー
.
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しおむすび(プロフ) - 待ってました！本当に大好きな作品でまた読めるのが嬉しいです！ (6月30日 2時) (
レス) @page32 id: 2152d546a1 (このIDを非表示/違反報告)
シロヌコ(プロフ) - ウワァァン続きは何処へえええ、、のタイプな作品すぎます、、この作品を生み出してくれてありがとう (2023年1月22日 1時) (レス) @page29 id: 09da8bad9a (このIDを非表示/違反報告)
カキフライ - しっかりした終わりの証明を楽しみにしています…！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page29 id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 最高です！！！！思わずうるっと来てしまいました！更新してくれると嬉しいです！！ (2022年10月28日 22時) (レス) @page29 id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
rusya.(プロフ) - すきィィィィィイイイイイイ (2022年10月20日 6時) (レス) @page29 id: f22ef2da16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2021年9月24日 1時
