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「状況は！？」
「見てわかんだろっ苦戦中だクソ！！！」
Aを後衛へ預け援護に戻った所、やはり脳無2体に苦戦を成されていた3人に加勢する
「ホークスっやはり貴様ァ…！」
「煩いですねっ」
剛翼で殼木の口元を覆う
また脳無を召喚されては厄介である
2対4、数で圧倒するも脳無の速さに着いていけるのはホークスだがパワーで劣る
確定的な勝ちを生み出せないでいた中
「っとおしんだよ、クソが！！！！」
研ぎ澄まされた爆豪の神経が脳無を1体撃墜、次いで轟の赫灼によって燃え尽きていった
「さっすが雄英」
さあ、捕らえたこの男を即座に引き渡そうとした時
轟の氷結の中にいた殼木はどろり、と泥のように化していく
ホークスはその現象に見覚えがあった
敵連合、トゥワイスを脳裏に。そして背後からの殺気
「行け、ワシの愛しい
"何か"に全員が吹き飛ばされた
瓦礫の中、ホークスも緑谷も爆豪も轟も
その感触には覚えがあった
そして土煙の晴れた影に、彼等は驚愕を表す
「な、っAｯ…？」
そんなはずがないのは分かっていたが
緑谷が彼女の名を呼んだ
脳無特有の剥き出した脳みそ
あの改人・脳無、ハイエンドがまるでAのような風貌をして、Aの個性を使っていた
「3人とも、落ち着いてください」
3人に問うたが、ホークスは自身に言い聞かせるために発した言葉
確実に、こちら側は動揺の色を表していた
「ワシのAは強いぞぉっなんてったってマスターの個性だからのぉ」
殼木が嬉々として余裕そうに論した内容に息を飲まずにいられなかった
殼木は個性の複製の研究に成功したが、Aの個性は複製が不可能であった
そして先、神野でオールフォーワンに肺を奪われたAの個性は身体との結び付きが弱まってしまったのにプラスして
先日の暴走を気に、Aの個性は覚醒化し
その個性を
殼木は
Aから奪っていったのだ
「ｯめぇ、ざけんなよ！！！」
等々、爆豪が怒りを顕にするも
Aの念力によって押し付けられる
彼らの怒りが、殼木に届くことは無かった
「
残酷にも、殻木は大きく笑った
.
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しおむすび(プロフ) - 待ってました！本当に大好きな作品でまた読めるのが嬉しいです！ (6月30日 2時) (
レス) @page32 id: 2152d546a1 (このIDを非表示/違反報告)
シロヌコ(プロフ) - ウワァァン続きは何処へえええ、、のタイプな作品すぎます、、この作品を生み出してくれてありがとう (2023年1月22日 1時) (レス) @page29 id: 09da8bad9a (このIDを非表示/違反報告)
カキフライ - しっかりした終わりの証明を楽しみにしています…！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page29 id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 最高です！！！！思わずうるっと来てしまいました！更新してくれると嬉しいです！！ (2022年10月28日 22時) (レス) @page29 id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
rusya.(プロフ) - すきィィィィィイイイイイイ (2022年10月20日 6時) (レス) @page29 id: f22ef2da16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2021年9月24日 1時
