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死柄木達が期を控えているなかで
エンデヴァー率いるヒーローサイドは敵連合、またの名を超常解放戦線の本部を
そして氏子達磨基い殻木球大の研究施設の在処を突き止めていた
「公安側が極秘に調査した結果で情報は確実。証拠もある」
「よくもまぁここまで細かいことを突き止めたなぁ」
塚内と打ち合わせを行う中、ファットガムの一言が
エンデヴァーの脳裏にある人物を過ぎらせた
「たった2人で、ここまで調べあげたのか」
剛翼を背負う若輩が、そしてその彼の右腕であり
先、死柄木弔達の手によって奪われた彼女
エンデヴァーは、彼女を思い出していた
「……愚地田」
共に闘い命を落とした同胞の娘
エンデヴァーは、無意識に拳を握っていた
「行くぞ」
死柄木を、敵連合を、超常解放戦線を一掃するために
ヒーロー達は集い、立ち上がる
------
「も〜うすぐじゃA」
『ｯｯが、はっ』
アクリル板で作られた檻に閉じ込められていたAは
口から血反吐を吐き、辺りを赤黒く染め上げていた
其れを嬉々としながら見つめる氏子
「頑張れ頑張れ、Aはやればできる子じゃ」
どこから与えられているか分からない痛みに耐え続ける、壁の向こう側で笑う氏子に憎悪の感情が湧き始める
「お、おおっ……！素晴らしい！！」
モニターをみてきゃっきゃと声を上げる氏子は、苦痛に歪むAを他所にそのままデスクに向かい始めた
ぶつぶつと、歓喜の声を漏らすも束の間ーーー
視界外で鳴り響く轟音と土煙
まさか、そのまさかであった
「貴様か、悪魔の手先は」
この国のNo.1ヒーローを見て、氏子は震え上がった
ぞろぞろと姿を現し始めるヒーロー達に、氏子は即座に脳無達を解放した
雄叫びを上げながらヒーローたちと交戦させている間に
ワープ専用脳無を使いAの檻ごと氏子は姿を晦ました
「くそっ」
氏子捕獲を目論んだが、先にこの脳無達をどうにかしないと先に進めない
苦渋の中エンデヴァーは無線に状況だけを伝え、後のことは他のもの達に任せることを決意した
「なっ？！」
ワープ先、氏子の本拠地
研究施設の最奥地
此処を知るものは数知られていて、ヒーロー側にバレる筈はないと踏んでいたのに
「よぉくそジジィ、返せよなAを！！！」
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しおむすび(プロフ) - 待ってました！本当に大好きな作品でまた読めるのが嬉しいです！ (6月30日 2時) (
レス) @page32 id: 2152d546a1 (このIDを非表示/違反報告)
シロヌコ(プロフ) - ウワァァン続きは何処へえええ、、のタイプな作品すぎます、、この作品を生み出してくれてありがとう (2023年1月22日 1時) (レス) @page29 id: 09da8bad9a (このIDを非表示/違反報告)
カキフライ - しっかりした終わりの証明を楽しみにしています…！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page29 id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 最高です！！！！思わずうるっと来てしまいました！更新してくれると嬉しいです！！ (2022年10月28日 22時) (レス) @page29 id: 8c92803490 (このIDを非表示/違反報告)
rusya.(プロフ) - すきィィィィィイイイイイイ (2022年10月20日 6時) (レス) @page29 id: f22ef2da16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2021年9月24日 1時
