愛傷−それは愛した証− Daiki.A

§Fourty ページ40

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「すごくお似合いですよ。」

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おしゃれなお姉さんがｼｬﾜｰを浴びた

私に服を着せてくれた。

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あ「あの、この服って……」

「大丈夫ですよ、ﾀﾀﾞですから。」

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その女の人はそう言って、

部屋を出て行った。

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大貴の姿はなく、

静まり返ったこの部屋。

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テーブルの中央には沢山のお菓子と

紙コップと飲み物。

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初めての場所で落ち着かずｿﾜｿﾜしていると、

部屋のﾄﾞｱが静かに開いた。

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「あ、大ちゃんの………」

あ「私……」

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「ここ座って。大ちゃん、今、撮影してるから。

ちなみに、俺は山田涼介ね。」

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その男の子に背中を押され、

私はパイプ椅子に座った。

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涼「ここに置いてあるの好きに食べていいんだよ。

あ、これとかおススメ。」

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あ「ありがとう。」

涼「いえいえ。名前何て言うの?」

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あ「Aだよ。」

涼「Aちゃんか、可愛い名前……「おーい、山田。」

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聞きなれた声。

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大「お前、さっき言ったこと忘れたのか?」

涼「ただ喋ってただけじゃんかー。」

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大貴が部屋へと戻ってきた。

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大「A、山田の相手してないで帰ろう。」

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