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A視点
時は流れ、お昼休み。
外でみんな、友達と仲良くご飯を食べているが、
私は教室でひとりぼっち。
友達がいないし、自分から話しかけれない。
『………あ、タコさんウィンナーだ………』
お箸でつまんで口に入れた時に、
扉が開いた。
殺せんせー「おや、星野さん。お一人ですか？」
『ひっ……！』
未だに声をかけられることにも慣れていない。
情けない声を出してしまったが、
なかなか変えることができない。
『………あ、あのっ………あ……』
家族に話している感じでは、喋れない。
そんな私を気遣ってか、殺せんせーの方から
話しかけられた。
殺せんせー「……ご一緒してもいいですか？」
『……はい………』
気まずいけど、何とか食事を続けた。
殺せんせー「星野さん、1つどうですか？
この小籠包、台湾の方で……」
『………あ………大丈夫、です………』
先生なりに、気を遣ってくれているんだろうな。
殺せんせー「………(どうしたらいいんでしょう？！
あまりにも気まずい！)」
少しの間、どちらも喋らず、
ただ黙々と食べていた。
その時だった。
スマホの着信音が響いた。
『……あ…………』
お姉ちゃんからだった。
いいのかな？先生、いるけど、いいの？
殺せんせー「おや、星野さん、電話ですか？」
『はい………失礼します……』
ポチッと応答ボタンを押して、
スマホを耳に当てた。
『……もしもし、お姉ちゃん？』
《あっ、もしもし！？Aさ、帰りに
クレープ食べに行かない？！》
『え、いいけど………それだけ……？』
《え？うん！じゃあ、また帰りね！》
ツーツーと音が鳴った。
お姉ちゃん、嵐みたい………
殺せんせー「………お姉さんがいるんですね。
おいくつなんですか？」
『……えっと…………み、三つ子………で……』
殺せんせー「おや、もう1人おられるんですね！
星野さんは真ん中ですか？」
『いえ…………一番、下です………』
殺せんせー「なるほど………」
簡単な受け答えが、少しできてきた。
先生、何やらメモ取ってた。
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苺 - 面白いです。更新頑張ってください。 (12月22日 10時) (
レス) @page31 id: 6d8d02440e (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - めっちゃ面白いです！これからも更新がんばってください！応援してます！ (12月4日 20時) (レス) @page29 id: a121ad2e0e (このIDを非表示/違反報告)
pgAGOuFv2Do51qQ(プロフ) - 面白かったです。 (11月20日 17時) (レス) id: 1b045520ed (このIDを非表示/違反報告)
kakarika(プロフ) - 面白かった！！また見ます！ (11月13日 21時) (レス) @page27 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - めちゃ面白そうです！！これからですが応援させていただきます！ (11月12日 14時) (レス) id: f42c999625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒白の猫 | 作成日時：2023年8月10日 23時
