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A視点
赤羽くんは、殺せんせーを殺そうとする度に
手入れ………ネイルアートだとか、
エプロン着せられたりとかされてた。
髪の毛も整えてたりしてたなぁ、
殺せんせー、すごく器用なんだな。
ちょっとやって欲しいかも。
休み時間、横の席の赤羽くんは
結構疲れているようにも見えた。
『……………焦らなくても、大丈夫、です。』
業「……………あっそ。」
勇気を振り絞って声をかけると、
少し冷たい反応をされた。
余計なことだったかな、
結構声をかけてくれてたから、
私もかけてみたけど、ダメそう。
『………ごめん……なさい………』
届くかどうか分からないか細い声でそう呟いた。
気分を損ねたみたい。
お詫びになにか買って渡そうかな………
放課後、お詫びの品………
買ってきたいちごミルクを片手に、
赤羽くんを探していた。
『………あ、いたっ………！』
彼の姿を見つけ、駆け寄っていくと、
彼は崖から落下していった。
『…………！？だめっ………！』
頭の中で悪い未来がよぎる。
じわっと涙が滲み出してきた。
崖から見下ろすと、
赤羽くんは幸いなことに、殺せんせーが先回りして
赤羽くんは助かったようだ。
渚「カルマくん平然と無茶したね。」
業「別に。今のが考えてた限りじゃ一番殺せると
思ってたんだけど、しばらくは大人しくして
計画の練り直しかな。」
殺せんせー「おや、もうネタ切れですか？
報復用の手入れ道具はまだ沢山
ありますよ？君も案外
チョロいですねぇ。」
殺せんせーはいろんなアイテムを取り出していた。
業「殺すよ、明日にでも。」
そう言った赤羽くんの顔は、
随分とすっきりとしていた。
『…………あの……』
業「ん？どうしたの？」
こちらを見つめて、じっとしていた。
『………ごめん、なさい………』
そう言って、私は、いちごミルクを差し出した。
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苺 - 面白いです。更新頑張ってください。 (12月22日 10時) (
レス) @page31 id: 6d8d02440e (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - めっちゃ面白いです！これからも更新がんばってください！応援してます！ (12月4日 20時) (レス) @page29 id: a121ad2e0e (このIDを非表示/違反報告)
pgAGOuFv2Do51qQ(プロフ) - 面白かったです。 (11月20日 17時) (レス) id: 1b045520ed (このIDを非表示/違反報告)
kakarika(プロフ) - 面白かった！！また見ます！ (11月13日 21時) (レス) @page27 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - めちゃ面白そうです！！これからですが応援させていただきます！ (11月12日 14時) (レス) id: f42c999625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒白の猫 | 作成日時：2023年8月10日 23時
