ファインダー越しに見えるキミ (ページ3)

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2話ページ3

mtkside

まさかシルクにバレていたなんて…。誰にもバレないようにずっと隠していたのに。

あいつの事だから他の人に言いふらしたりはしないだろうけど…

マ｢モトキ？どうしたんだ？｣

俺が頭を抱えていると目の前からマサイの声が聞こえた。のぞき込むようなかたちで大きな瞳をこちら向ける_____________顔が近い

モ｢うわぁぁ！！｣

マ｢え！なになに、ホントにどうしたんだ！？｣

モ｢か、顔が近い…！！｣

マ｢え？今更どうしたんだ？いつもこんなもんじゃん｣

そうだった…マサイは結構距離感が近いタイプだった。全く俺が毎回どんな思いをしてるか…パーソナルスペースが狭いんだな_____あれ？

モ｢マサイ前に動画でパーソナルスペース入られるのなんかヤダとか言ってなかったっけ？｣

マ｢あー、なんかそんな事言ってたかも｣

モ｢でもさ…結構俺にくっついてくるよね？｣

そう言うとマサイはキョトンとした顔を見せる。んーと数秒の間考える素振りを見せると口を開く

マ｢モトキにくっついたりするのは嫌じゃないしむしろ好き？だから？｣

首を傾げながらマサイは答えた。