4話 ページ6
Aside
俺をソファに下ろして、「私忙しいので!」と颯爽と去って行った学園長。
こんなボロ屋敷に子供1人置いて行くとか、人間のクズだな。(ブーメラン)
「ヒィーッヒッヒッヒ!」
学園長もいなくなった所で、このボロ屋敷をどうしてやろうかと考えていた時、不意に笑い声が屋敷に響いた。
ゴーストA「こんな子供が来たのは久しぶりじゃないかい?」
ゴーストC「ゆっくりしていくといいよ……永遠にね!」
バア!と目の前に出たのは、ディ○ニーみたいなくそしょーもねえゴーストが三匹。
流石に子供でもビビらねーだろ。
『おいゴースト、ぼくはお客さんだぞ。茶菓子持ってこい。』
ソファに座って足を組み、ゴーストへ命令を下す。
ゴーストA「あ、あれ?思ってた反応と違う……。」
ゴーストB「最近の子供って皆こんな感じなのかい?」
ゴーストC「さあ……?」
『つべこべ言ってねーではたらけ!!』
口に含んでいた棒付きキャンディをゴースト達に向けて言う。
ゴーストB「ヒイィ!!」
ゴーストC「は、はいぃぃ……。」
ゴースト達は素直に指示に従い、どこかへ姿を消した。
よし、まずはいい下僕を手に入れた。
さっきとは打って変わって、シーーン…と屋敷内は静まり返る。
『コホン!』
敢えて大きな咳をして、屋敷全体に響くよう声量を上げる。
『言っとくけどー、』
『にげたら、このぼろやしき、お前らごともやしちゃうからねー!』
軽く指に炎を纏うと、姿を消していたゴースト達が屋敷内を飛び回る。
ゴーストA「ヒイィ、おっかねえ!!」
ゴーストB「急いで冷蔵庫のタルトを持ってこよう!恨むなよグリ坊ー!!!」
そうそうこれこれ。
いつか世界中が俺の為に働く世の中を創り上げるんだ。
それが今世の俺の目標。
『あ、いちごが入ってるやつがいーなー。』
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さにかん(プロフ) - なんだろ…僕の男主くんと絶対に合わないやつじゃん… (7月24日 13時) (レス) @page9 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - すんごい生意気だけど、そこがとっても可愛い♡すごく好き♡ (7月22日 14時) (レス) @page9 id: 720da0f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
RIKI(プロフ) - 待ってwww男主クソガキすぎるwwwww、、、、、ところで男主よ、私と一緒に来ないか、、??(おまわりさーん) (7月22日 3時) (レス) @page9 id: 885fa31fbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トマトマヨトマメトマト | 作成日時:2023年7月18日 3時