1話【レッツゴーカレッジ】 ページ3
Aside
父「ねえA。ママと相談してみたんだけど、"ナイトレイブンカレッジ"って所へ行ってみない？」
新居に来て数ヶ月が経った頃、父親から唐突にそんなことを言われた。
『ないとれ？かれっじ？』
母「ほら、Aは魔法が使えるだろう？その魔法を正しく使えるように、ナイトレイブンカレッジに見学に行ってみたらどうかと思って。」
そう、この世界には魔法があり、なんと俺は魔法が使える選ばれた人間。
なろう系まっしぐらだな。
父「正直ママもパパも、Aに魔法の使い方を教えることが出来ない。そこで、魔法学校でも優秀な、ナイトレイブンカレッジからお誘いがあったんだ。」
父いわく、そこの学園長と親しい仲で、俺の事を話したら是非見学にと誘ってくれたらしい。
しかもその魔法学校は、俺の世界で言うところの高校で、俺にはまだ早い。
だから"見学"ということで、俺はその学校で生活するらしい。
母「どうだ？行ってみないか？ほら、今の学校じゃ退屈だろう？」
『うーん、それはそうかも…。』
エレメンタリースクールにはガキしかいないし、高校なら女の子にチヤホヤされるかも。
転生後の俺超可愛いしな。
父「よし！じゃあ決まりだね！早速学園長に連絡してみるよ。きっと楽しい学園生活になるぞー！」
母「あたしたちも、たまに様子を見に学園へお邪魔するからね。寂しくなったらいつでも連絡しなさい。」
母は俺の頭をひと撫でして、キッチンへと向かった。
「ねえA。なんの話してたの？」
一緒に引き取られたガキたちが、おもちゃを片手に寄ってきた。
『んふふ、ぼくはまほうが使えるから、ちがうがっこうに行くんだー。』
「えー！いいなー！」
「わたしも行きたーい！」
『だめだめ、あきらめて。物事にはちゃんと理由があるんだよ。』
「ずるーい！！」
魔法が使えないちっぽけなガキは、家でお昼寝でもしてな。
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さにかん(プロフ) - なんだろ…僕の男主くんと絶対に合わないやつじゃん… (7月24日 13時) (
レス) @page9 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - すんごい生意気だけど、そこがとっても可愛い♡すごく好き♡ (7月22日 14時) (レス) @page9 id: 720da0f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
RIKI(プロフ) - 待ってwww男主クソガキすぎるwwwww、、、、、ところで男主よ、私と一緒に来ないか、、？？(おまわりさーん) (7月22日 3時) (レス) @page9 id: 885fa31fbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2023年7月18日 3時
