423「私利私欲」 ページ38
玉森さんは、私に、私利私欲を交えずに藤ヶ谷さんとユイのことを教えてくれた。
自分が得をするとか、
損をするという損得勘定を一切せずに。
むしろ、私の得になるように…私の気持ちや置かれてる状況を十分に理解してくれて話してくれた…。
すごく誠実な人だと思った…。
真っ直ぐな人だと思った…。
……、、
だからこそ、私も きちんとお返事をして…、
中途半端な気持ちで付き合うのはよくないって思った。
………、、
…………
(玉森)「よかった、Aから気持ち…きちんと聞けて。
……、、
ごめんねっ、気を遣わせちゃったね、、」
抱きしめていた私をゆっくりと離すと…
(玉森)「フラれたら、なんか一気にお腹空いたわ〜、
早く、洋服買って、ご飯行こうよ!」
A「う、うん…」
こういう心遣いも玉森さんの優しさで…
(玉森)「俺さ、さっきからずっと思ってたんだけどっ、
Aの前髪の寝癖っw!」
こういう揶揄いも玉森さんの優しさで…
A「//えっ!!''''
//あっ、やっ、本当だっ//
//早く言ってくださいよー//」
(玉森)「んはははは(爆笑)〜」
慌てて前髪を押さえる私を見て、いつものように爆笑する玉森さん。
その笑顔からは涙らしい光の影が見えた。
……
玉森さん、今まで本当に
ありがと…
ー 1%の恋 ー
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作者名:りんこ | 作成日時:2021年8月29日 0時