とてつもない破壊力 ページ21
ｶﾞﾁｬｯ
私と真ちゃんは、私の部屋に入った
着替えようと思い、クローゼットの扉に
手を掛けると後ろから私のその手を止めて
抱き締めてくる真ちゃん
『どーしたの？着替えよ？』
真「着替えてエエで。」
『真ちゃんも着替えて来なよ。』
真「やだ。」
『やだって言われてもね？どうしたの…？』
私が振り返るとスルッと私が巻いていた
マフラーを取り外す真ちゃん
『ん？私、一人で出来るよ？
真ちゃんも着替えておいでよ。』
そんな私が問い掛けると
私から突然離れたものだから、
着替えに戻るのかと思ったら私の部屋の
エアコンのリモコンを手に取り
暖房をつけただけだった…
再び私の目の前に来ると、
私のブレザーのジャケットを肩から落とし
中に着ていたカーディガンのボタンを
外して、シャツのボタンも外された
『ちょっ、真ちゃんっ！？』
私が声を発した時には既に遅かった。
スルッとカーディガンとシャツを
肩から落とされ、床に広がる私の抜け殻。
すると、私の左肩の傷を指でなぞる真ちゃん
『し…真ちゃんっ…？』
真「コレ、俺のせいやったんやな…っ。」
『や、別に真ちゃんのせいじゃないよっ？』
真「俺のせいや…っ。
Aに傷を付けたのは俺や…。
痛かったよな…凄い血やったもんな…っ」
『そんな風に自分を責めないで…？
真ちゃんのせいだなんて、全く思ってないよ。
私がドジだっただけだよっ。』
眉毛を下げた真ちゃんは、
そのまま傷をなぞるのを辞めて
ちゅっと、傷跡にキスを落した
真「俺が責任取ったるから」
『えっ…？』
真「まあ、傷の事とか関係無く
俺の嫁さんにするけどな♪」
そう言って
いつも通りの可愛い笑顔を見せた真ちゃん
『大好きだよ』
私はそう言って、私の事を見下ろす
真ちゃんの肩に手を掛けて
背伸びをしてキスをした
真「不意打ちはアカンやろ…///」
口元を抑えて、
耳まで真っ赤に染める真ちゃんは、
とてつもない破壊力だ
『どっちがよっ！笑』
真「俺がするんと、Aがするんは
レアさがちゃうねん！」
『何よそれ！笑』
真「なあ？もっかいしてや…」
そう言って目を瞑り、
洗礼された綺麗な顔が目の前で止まっている
本当に綺麗な顔だよね。
もう、王子様以外に例えられないよ…
そんな私は、どんどん真ちゃんに
ハマっちゃってるよね。
でも良いんだっ♪
私はとことん真ちゃんに溺れて
真ちゃんだけを愛するの
そんな事を思いながらお望み通りに
キスをした。
3学期初の生徒会！！→←傷付けない友達と、そうじゃない彼氏。
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tiko(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます(*´ω｀*)楽しんで貰えた様で良かったです♪是非『私の旦那様は與真司郎。』も宜しくお願いします♪ (2016年2月15日 23時) (
レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
優 - 凄い面白ろかったです！最後まで楽しめる作品をかいてくれてありがとうございます！ (2016年2月15日 22時) (レス) id: a42cd0f233 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - Kikiさん» 新作、作成しましたあっ(*´ω｀*)どうぞ宜しくお願いします♪ (2016年2月14日 8時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
Kiki - 次作を楽しみにしてます。後真ちゃんとのカップルがいいです。 (2016年2月13日 14時) (レス) id: d10de38b1f (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - HINOMIさん» いつもコメントありがとうございます(*´ω｀*)新作も頑張りますので宜しくお願いします*\(^o^)/* (2016年2月13日 12時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tiko
| 作成日時：2016年1月2日 21時
