888〜We can sing a song!〜

今日の秀ちゃんは有害です。 ページ10

カシャ…カシャ…



カメラのシャッター音がスタジオに響き
フラッシュで目の前はキラキラと光る。



カ「イイね〜っ！！
もっと自然体で良いよっ！」


末「まじA可愛い。」


『秀ちゃん嫌い。』


末「え？何でよ。」


『今日の秀ちゃん凄く好みなんだもん。』


末「はっ！？それで嫌いって可笑しくね？笑」


『だって、今日の秀ちゃんに可愛いって
言われたら誰だって照れるもん。』


末「やべえ〜。マジ可愛すぎる。」




俯く私の顔を覗き込んで
ニコッと笑う秀ちゃん。

今日の秀ちゃん本当に好み。
何かね、仔犬っぽくて可愛いの。




カ「そういうのイイね〜！！」



普段通りの雰囲気での雑誌撮影中です。


今回の撮影はね、格好つけたりせずに、
ナチュラルなAAAの良さを表すんだって。


"自然体"
AAAが1番得意とする分野だもんねっ♪


今日の私は、秀ちゃんとペアなのですっ(*^^*)




末「ほっぺぷにぷに〜。」



人差し指で、私の頬をツンツンと
つついてくる秀ちゃん。



『もうっ、辞めてよっ。
すぐそうやって、お子様扱いする〜！！』


末「拗ねんなよ〜。笑」


『もうっ。
本当に今日の秀ちゃんはズルいよ。』


末「良いよ？俺に惚れても♪」


『そんなんじゃありませーんっ。』


カ「よしっ！！
良い感じに撮れたから終わりっ！」


末「もっと撮りたかったわ。」


『ズルい(*˘ｰωｰ˘*)』





カメラさんの終わりって言葉を聞いて
"もっと撮りたかったわ。"って
肩を組んで来て、そのまま皆の所に戻る。


本当に今日の秀ちゃんは有害ですね。
私は、秀ちゃんのギャップに弱いみたい…







與「Aっ！
今日はやたらと秀太と仲良しやん？」


『"自然体"で撮らないとダメでしょ？』


末「そ。
今日の俺は、A好みやから。」


與「はっ！？」


『今日の秀ちゃん好き。』


與「はあぁぁぁぁぁあっっ！！？」





私が、秀ちゃんに抱き着くと
いきなり叫び出したお兄ちゃん。





『お兄ちゃんうるさい。』


與「…………(´･ω･｀)」

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