forty five ページ46
.実彩子side
そんな風に初めて隆弘に抱かれた時の事、
伊藤さんが転勤して来た日に
抱かれた事をAに話した。
━━━そして、昨日。
実「急にどうしたの?」
昨日は、私も隆弘も仕事が終わるのが
遅くて飲みに行って隆弘の家に
帰った頃には日付が変わっていた。
隆弘の家のリビングに入るなり
後ろから隆弘が私の事を抱き締めた。
実「だから、どうしたの?」
西「好き。」
実「え?」
西「だから!
俺、実彩子の事がどうしようもなく好き。」
実「それは、恋愛感情なの?」
西「当たり前だろ?
他に何の好きがあるんだよ。」
実「でも、伊藤さんの事は…?
もう、良いの?」
私が、そう問い掛けると
隆弘は私から離れて向かい合わせになった。
西「ごめん。
アイツの代わりみたいな事させて。
今更言っても言い訳にしか聞こえねえかも
知れねえけどさ。お前…、実彩子の事を
アイツの代わりだと思って抱いた訳じゃねえ。
実彩子の事が好き。俺と付き合え。」
実「何で命令口調なのよ。」
西「そこは問題じゃねえだろ?
付き合うの?付き合わねえの?」
実「仕方無いな〜っ。付き合ってあげる。」
私が、
そう言えばぎゅうっと抱き締めてくれた。
西「泣いてんじゃねーよ、ばーか。」
実「うるさいっ。」
西「何か、言う事は?」
実「隆弘、好きだよ。」
.
343人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい - 楽しみに待ってます(;_;) (2016年8月28日 19時) (レス) id: 42e31acb04 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - あいさん» お待たせしてしまい申し訳無いです( ´・ω・` )もう少しなので、お待ちください(。>艸<) (2016年8月28日 18時) (レス) id: 4de9eeac12 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります( ; ; )もう少しで私がリクエストしたところ入りますか(;_;)?? (2016年8月28日 15時) (レス) id: 72bc5ee288 (このIDを非表示/違反報告)
えーらぶ - リョーカイです!\(^∀^)/ (2016年8月25日 18時) (レス) id: d78f782f03 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - しんちあさん» ありがとうございます(#^.^#)えっと、どういう事ですか? (2016年8月25日 15時) (レス) id: 4de9eeac12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:tiko | 作成日時:2016年7月23日 23時