Distance

thirty eight ページ39

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與「ほらな。顔真っ赤やん。」









與さんはそっと私の頬に触れた。









與「でな、これからが本題や。」









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與「俺、Aの事が好きや。」









『え…？』









與「Aの事が好きや。
俺の物にしたい。」









そんな突然の告白に
ときめかない訳が無い。









與「驚くんは分かっとる。
やけど、俺の事まずは同僚としてやなく
一人の男として見て欲しい。」









與「返事はそれからでエエから。」









私は多分凄い困った顔をしているんだと思う。









與さんは、
私の頭をポンポンした。









與「さ。ケーキ食べようや♪」









冷蔵庫にケーキを取りに行った
與さんの後ろ姿を
ただ、ただ、見つめる事しか出来なかった。









與「このケーキ美味いな♪」


『そうですね。凄い美味しいです♪』


與「Aは、
何でも美味そうに食べるよな！」


『美味しいですもん♪』


與「やっぱAのそういう素直なとこが
好きやわ。」


『黙って下さい///』


與「そういう素直じゃ無い所も好きや。」


『うるさいなっ///』









今まで以上に絡みがうっとおしい與さんです。









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