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nineteen ページ20

.実彩子side









西「うま…。」


実「そお?なら、良いけど。」


西「おう、普通に旨い。」









沢山、頬にご飯を詰めて
モリモリ食べてるコイツを見てたら
心が和やかになった。









西「アンタのせいで早起きしちまった。」


実「良い事じゃん。」









食後の珈琲を飲みながら
TVに視線を向ける私達。









実「あのさ。」


西「ん?」


実「こんな事聞くのはしゃくなんだけどさ。」


西「なんだよ。」


実「アンタは女嫌いの筈よね?
どうして私を抱いたの?」









ご飯を作っている時に疑問に思っていた事を
ぶつけた。









西「何でだろうな。
でも、俺は女は嫌いだ。」


実「どうして?
アンタなら女に不自由しないでしょ?」


西「だからだよ。
女は必ず俺をアクセサリーにすんだよ。」


実「アンタって孤独ね。」


西「アンタこそ何で俺に抱かれた?」









何でって、言われても…









実「私、何も覚えてないんだけど。」


西「あ、そうか。」


実「やっぱりアンタって天然なのね。」


西「うるせーよ。」









何か、こういうのって良いなあって
素直に思った。









西「あ。けど、勘違いすんなよ?
別に俺も酔った勢いだし。
アンタの事好きではねえからな。」


実「分かってるわよ。
お互い気の迷いって事で良いじゃん。」


西「その方が俺としても都合が良い。
一度抱くと女は勘違いして面倒臭え。」









そんな西島の言葉は、まるでさっきの
私の心の中を見透かされている様に
感じた。









実「誰もがアンタの事を好きになるだなんて
思わないで。」









思っていたよりも喧嘩腰な口調になっていた。









.

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あい - 楽しみに待ってます(;_;) (2016年8月28日 19時) (レス) id: 42e31acb04 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - あいさん» お待たせしてしまい申し訳無いです( ´・ω・` )もう少しなので、お待ちください(。>艸<) (2016年8月28日 18時) (レス) id: 4de9eeac12 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります( ; ; )もう少しで私がリクエストしたところ入りますか(;_;)?? (2016年8月28日 15時) (レス) id: 72bc5ee288 (このIDを非表示/違反報告)
えーらぶ - リョーカイです!\(^∀^)/ (2016年8月25日 18時) (レス) id: d78f782f03 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - しんちあさん» ありがとうございます(#^.^#)えっと、どういう事ですか? (2016年8月25日 15時) (レス) id: 4de9eeac12 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tiko | 作成日時:2016年7月23日 23時

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