Love

006号室 ページ7

みさちゃんと
8人分のご飯を作った。


実「『出来たよ〜！！』」


私達がそう言えばゾロゾロと
ダイニングテーブルに座り、
ちあちゃんが與くんを呼びに行き、
2人も少し遅れて着席した。


私は1つ空いていたにっしーの隣に座った。

前の席には與くん…。


こんなの絶対に食べづらいよ…


全員「いただきますっ！！」


みんなでいただきますをして、
ご飯を食べ始めた。

皆はアレ取って〜、コレ美味しい〜って
時折言っている中で、
目の前で無言で食べ続ける與くんを
見ながら私も少しずつご飯を口にする…


與くんのサラダ、綺麗にトマトが無くなってる

トマト好きなのかな…


真「実彩子、サラダのドレッシング変えたん？
このドレッシング超旨いんやけど。
これからコレにしてや。」


にっしーの隣に座るみさちゃんに
笑顔でそう言った與くん。

笑顔、凄く可愛いんだね…


実「あ〜、
それAのお手製のドレッシング。笑」

真「っ！！そうなんや。
お前、その顔で料理出来るんやな。」

『え…、あ、うん。料理好きなんです。』


みさちゃんが、私が作った事を告げた時
とても驚いた顔をして私の事を見た與くん。

バツが悪そうに、"料理出来るんやな。"
と、目も合わせずに言った。

その後、返事をしたのに
無視してサラダをずっと食べてる…。
ウサギですか…


てか何なの、この人っ。


やっぱり苦手！！！！



皆「ご馳走様でした！！」



基本的には、あまり賑やかな食卓では無く
夢中でご飯を食べる感じの食卓だった。

まあ、私の家も普段は賑やかで
食事中は静かなタイプだから
何か、しっくりと来た。


食べ終わると、みっくんと秀太くんが
後片付けをした。

日替わりで男メンは食器洗いなんだって！


ソファーに座ってると、
ピッタリと隣に座って来るにっしー。


隆「今日は、俺の部屋で寝ような！」

『えっ？』

隆「だから、今日は俺の部屋で寝ような！」

『えっ？』

隆「だーかーらー！
今日は俺の部屋で寝るの！！」

『何で？』


にっしー頭大丈夫かな？
自分が何言ってるのか分かってるかな？


隆「Aの部屋、まだ無いんだもん。」

『そうなの？』

浦「あ、言うの忘れてたわ。
近いうち増築するから、
それまでは誰かと同じ部屋で寝てもらう。」

宇「因みに、私は千晃と同じ部屋だから
絶対に無理だからね！」

千「ベッド2つで狭いし、
お布団敷けないから！」



『嘘でしょ〜っ！？』

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