030号室 ページ31
バタンッと
少し重たい屋上の扉を
真司郎が開けた。
『お待たせ〜!!』
隆「俺の愛しのA〜!」
『ふふっ。授業どうだった?』
隆「ちゃんと頑張ったよっ!?
はい、褒めて?」
『偉いね、よしよし。』(^_^)/(*^ω^*)
私は、スリスリと抱き着いて来た
にっしーの頭を撫でた。
あの告白の様に"好き"と言われてから
特に返事なんてしてないけれど、
それでもにっしーは、
こうしてA、Aって離れない。
実「もう、にっしー離れなよ。」
千「そうだよ。
この2人、2年の美男美女カップルって
有名なんだからっ♪」
秀「あ、俺もそれ聞いたわ。」
光「俺も。」
隆「聞いた様な、聞いてないような…。」
実「その反応は聞いたね。」
千「にっしー、現実逃避は良くないよ。」
ちんぷんかんぷんな3年生メンバーの話。
私と真司郎は顔を見合わせた。
『なんの事?』
実「え、知らないの?
クール王子與真司郎が、
編入してきた天使AAと交際中!
って、みんなが言ってるって事。」
真「何やそれ。
俺が、Aと?絶対無いわ。」(ヾノ・∀・`)
『でまかせも良いとこね。』(ヾノ・∀・`)
隆「なら俺と付き合お?」
『へっ?』
秀「西島。
そう言うのはちゃんと告ってからじゃねえと
ふざけてる様に見えるぞ。」
隆「俺は、本気だも〜ん!
いつでも大歓迎っ♪」
再び私に抱き着いて来たにっしー。
『にっしー、お弁当食べられないじゃん。』
真「食べへんなら俺が食うで。」
隆「真司郎にはぜってぇヤらねえし!
俺への愛妻弁当だわ!」
真「みんな中身同じなんやけど?」
隆「俺のにはたっぷり愛情が入ってんの!」
『皆と同じだけ愛情が入ってます。』
***
misako side
光「俺、A争奪戦抜けるわ。」
秀「俺も、陰で見守ろうかな。」
千「どっちに落ちるかな?」
実「まあ、時間の問題よね。」
3人を見守りながら、
私達はそんな会話を交わしていた。
真司郎も少しずつ素を見せる様になってきたし
にっしーは、グイグイ行ってるし
これから、どうなるのかは
まだもう少しのお楽しみ♪
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オーバー - めちゃくちゃ感動しました〜(泣) (2018年5月25日 0時) (レス) id: 4343d9fd82 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - さつきさん» ありがとうございます(*^^*)これからも頑張ります(*´∀`)また、是非感想をお聞かせ下さい(*´Д`*) (2016年4月2日 6時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
さつき - この作品すごく感動しました!めっちゃええ話です^ - ^これからも頑張ってください^_^ (2016年4月2日 2時) (レス) id: d7e0fe0e7b (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - 聖依華さん» ありがとうございます(*´ω`*)新作も宜しくお願い致します(*^^*)(*^^*)当分は真ちゃん落ちかと思われます。笑 (2016年3月1日 21時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
聖依華(プロフ) - Love最高でした!ありがとうございました!新作も読ませていただきます!これからも真ちゃんオチ待ってますっ! (2016年2月29日 22時) (レス) id: dc293909fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tiko | 作成日時:2016年2月22日 16時