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023号室 ページ24

『ふぁ〜ぁ。』


雷の夜にあんなに落ち着いて、
寝られたのはいつぶりなんだろう…


與くんに後ろから抱き締められたまま、
朝までぐっすりと眠る事が出来た。



『ありがとう。』



後ろから抱き締める與くんと
向き合う形になり、腕枕のお礼を言った。



『寝顔、綺麗だなぁ…』



私が、ボソッと本音を漏らせば
バチっと開いた與くんの綺麗な目



真「起きにくいんやけど。」

『わっ。あ、すいませんでした…っ。』



私は、慌ててベッドから降りて
背中を向けた。



『あのっ、昨日はありがとうございましたっ。
ぐっすりと眠れました…っ。』


與くんの方に体を向けて
座り直し、正座でお礼を言って
俯いた私…。



真「震え、止まって良かったな。」



俯いた私の頭にポンッと手を置くと
部屋を出た與くん。



『なんなんだ…っ////////』



私は両手で頭を抑えた。

きっと今の私は顔が、真っ赤だと思う。


私に向けられた中で
今までとは比べ物にならない程の
優しくて綺麗な声だった…。


顔の赤みが治まり、
私も急いで下に降りた。


私はいつもより急ぎ目で朝ご飯を作った。


今日から新しい高校での新学期のスタート。


みんなも早めに起きて来て、
朝ご飯を食べて、
真新しい制服に袖を通した。



隆「わー。A可愛い!!」

秀「本当にな。」

光「あー、
どうして俺等は1年早く産まれたんだよ。」


実「あー。学校に行かせたくない。」

千「真司郎、ちゃんと変な虫が付かないように
見張っててよ!!」

真「何で俺やねん!」


私達は直也くんに行ってきますをして
学校に向かった。


学校までは、
割と近くてみんなと学校に向かった。


私は、少し後ろで
わーきゃー賑やかな皆の姿を見ていた。



真「良いか、先に言っとくで。

俺に関わんな。」


『え…?』



私の後ろを歩いていた
與くんは、そういうとスタスタと歩いて行った


関わるな。って、どういう事よ…。


そんな疑問を抱きながらも
みんなに混ざって学校に着いた。

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オーバー - めちゃくちゃ感動しました〜(泣) (2018年5月25日 0時) (レス) id: 4343d9fd82 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - さつきさん» ありがとうございます(*^^*)これからも頑張ります(*´∀`)また、是非感想をお聞かせ下さい(*´Д`*) (2016年4月2日 6時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
さつき - この作品すごく感動しました!めっちゃええ話です^ - ^これからも頑張ってください^_^ (2016年4月2日 2時) (レス) id: d7e0fe0e7b (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - 聖依華さん» ありがとうございます(*´ω`*)新作も宜しくお願い致します(*^^*)(*^^*)当分は真ちゃん落ちかと思われます。笑 (2016年3月1日 21時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
聖依華(プロフ) - Love最高でした!ありがとうございました!新作も読ませていただきます!これからも真ちゃんオチ待ってますっ! (2016年2月29日 22時) (レス) id: dc293909fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tiko | 作成日時:2016年2月22日 16時

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