Love

019号室 ページ20

私の脚と肩で
眠ってた2人も
目が覚めてワイワイと
騒ぎ出す。


隆「くるくるヘイッ！」

実「秀太、きゅうり持って来て。」

秀「ラジャー。」

隆「わー！もう、ごめんって！！」


にっしーのくるくるヘイッ！は
良く分からないけど面白い。


でも、きゅうりってなんの事？

そういえば大して使わないのに
冷蔵庫には必ずきゅうりがあるよね。


『きゅうり？』

千「にっしー、本当にきゅうり嫌いなの」

光「コイツ、きゅうり食ったら吐くからな。
気を付けて。笑」

『そんなに嫌いなんだ。笑』


ちあちゃんとみっくんが
説明してくれる間も賑やかなにっしー。


隆「ぎゃー！ごめんなさいっ！うぇっ！！」

実「キャー！汚い！！」


きゅうりを持ってにっしーを追い回す
みさちゃん。

きゅうりの匂いで嗚咽をするにっしー。


本当に嫌いなんだね…。


ｶﾞﾁｬﾝｯ


直「賑やかだなー。笑」

『あ、直也くんお疲れ様っ♪』

直「弁当、美味かったよ。ありがとな！」


直也くんはそう言って、
自分でお弁当箱を洗ってくれた。

今日は直也くんが夜ご飯の担当。


直「今日は、しゃぶしゃぶだぞー。」

真「ホンマに？やった！！！！」


今までで1番と言っていいくらいの
テンションの高さ。

與くんって、しゃぶしゃぶ好きなんだね。


どんどん
みんなの事が知れて嬉しいなあ〜。


それから、
直也くんが色々と準備をした。


真「ん〜、うまっ。」


珍しくテンションが高めの與くん。

お肉を頬張って、
與くんもリスみたいで何だか可愛く思えた。


あっという間にご飯が終わり
順番にお風呂に入って、
私はみっくんと一緒にお部屋に行った。


光「やっと独り占め出来るわ〜。」

『ふふっ。』

光「あの2人とはどんな感じに寝たの？」

『2人共腕枕だったよ？』

光「やっぱりか。笑
てか、あの抹茶のシフォンケーキ
真司郎の為に作ったんだろ？」

『え？何で？』

光「真司郎が食べてる所を見てる
Aの顔が、そんな感じしただけ。」

『よく見てるね〜。笑
まあ、與くんとは相性悪いからさ、
なるべく早く仲良くなりたいじゃん？』

光「早く仲良くなれると良いな。」


そんな事を話しているうちに
寝ちゃってたみたいで、朝起きたら
みっくんの顔がドアップでとても驚いた。

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