017号室 ページ18
朝起きて
仔犬の様な顔をして眠る
秀太くんからすり抜けて
下に降りた。
『良かった…。
直也くんまだ起きてなかった…。』
今の時刻は午前五時半。
私は1人、ある物を作った。
『よし、完成♪』
作り終わり、朝ご飯を作り始めた。
ガチャンッ
開いた扉を見ると…
『與くん、おはよっ。今日は早いですね?』
真「ん。早く目覚めただけや。」
そう言った與くんは、
やっぱり青汁を作って飲み干した。
『與くんって健康志向なんですね?』
真「別に。」
與くんはソファーに座り、
昨日と同じ洋書を読み始めた。
"別に"って事は健康志向って事だね。笑
今日は、和食の朝ご飯。
味噌汁と鮭の塩焼きとひじきの煮物と
和風サラダ。
ガチャンッ
直「あれ、俺遅かったかな。
ごめんな、ありがと。」
『ううん!直也くんばっかりに
作らせるのは悪いからさ…。』
直「ありがと。
じゃあ、日替わりで朝飯を作るか!」
『そうしよっか♪』
私と直也くんで、
日替わりで夜ご飯を作る事にした。
すぐに、みさちゃんとちあちゃんも
起きて来て、夜ご飯もみさちゃんと日替わりで
作る事になった。
昨日と同じ様に
にっしーを私が、みっくんを秀太くんが
起こして毎度お馴染みの無言のご飯を
食べ終わった。
直「じゃ、行ってきます!」
『あっ!直也くん、お弁当作ったの♪』
直「マジっ!?ありがとな!」
隆「え〜!!弁当良いな〜!」
『学校始まったらみんなのも作るね♪』
隆「やった〜!!!!」
朝ご飯を作りながら直也くんのお弁当も
作っていて、そのお弁当を渡すと
にっしー達が"良いな〜"と言い出したから
新学期が始まったら皆のお弁当も
作る事にした。
私は、お料理好きだし
みんなが喜んでくれるなら全然良いやっ♪
それから、
のんびりみんな好きに過ごした。
真「実彩子、腹減った。」
実「え〜。面倒臭い〜。」
『あ、與くんっ!!良い物りますよっ♪』
みんなは、なになに!?って不思議そう。
みっくんだけが知ってる事。
『はい、與くんどうぞ。』
隆「シフォンケーキだ!!」
千「しかも抹茶!!」
秀「真司郎好きそー。」
実「でも、材料あったかな…?」
光「実はな、昨日の買い物
この材料買いに行ってたんだわ。」
"そうなんだ〜!!"って納得する皆。
與くんは無言でシフォンケーキを食べ始めた。
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オーバー - めちゃくちゃ感動しました〜(泣) (2018年5月25日 0時) (レス) id: 4343d9fd82 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - さつきさん» ありがとうございます(*^^*)これからも頑張ります(*´∀`)また、是非感想をお聞かせ下さい(*´Д`*) (2016年4月2日 6時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
さつき - この作品すごく感動しました!めっちゃええ話です^ - ^これからも頑張ってください^_^ (2016年4月2日 2時) (レス) id: d7e0fe0e7b (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - 聖依華さん» ありがとうございます(*´ω`*)新作も宜しくお願い致します(*^^*)(*^^*)当分は真ちゃん落ちかと思われます。笑 (2016年3月1日 21時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
聖依華(プロフ) - Love最高でした!ありがとうございました!新作も読ませていただきます!これからも真ちゃんオチ待ってますっ! (2016年2月29日 22時) (レス) id: dc293909fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tiko | 作成日時:2016年2月22日 16時