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嘘でしょ…〜misako side〜 ページ35

にっしーから
連絡が来た時は信じられなかった。


"Aちゃんが事故にあった!"

そのにっしーの言葉が頭の中で
リピートされていると鳴り響いた携帯


浦「実彩子っ!?
にっしーから聞いた!
仕事切り上げて迎えに行くから!
落ち着けよ?大丈夫だから。」

宇「分かった…。直也、ありがとう。」


暫くすると直也が帰って来て
一緒に病院に行った。

集中治療室の前には呆然としている
真司郎と、泣き崩れてるちあちゃん。
心配そうにちあちゃんの背中を撫でる
秀太くん。

ソファーに座り頭を抱えているだっちゃん。
その近くで壁にもたれながら
腕組みをして立っているにっしー。

神頼みをするかの様に
手を合わせているAと真司郎の両親。


どのくらい時間が経ったのか分からない。


手術中の赤いランプが消えると
運び出さたAと、数人の看護師。
手術着をまとった、執刀医が出て来た。


真「Aっ!!」


頭に包帯を巻かれて点滴を刺され
眠ったままのAに駆け寄った真司郎。


執「皆さんご家族の方でしょうか?
病室にこれから向かいますが、
大切なお話がありまして。」


"みんな、この子の家族です。"
そう言ったAのお父さん。


私達はみんな、病室に行った。


Aはベッドに寝かされ、
広めの個室だから私達も難なく入れた。


執「Aさんの容態ですが、
手術は無事に終了致しました。ただ…」

真「ただ…?」

執「Aさんには意識が戻っても
障害が残る可能性があります。
それは、記憶障害です。」

宇「嘘でしょ…」

執「頭を強く打っているので、
記憶障害が起きやすいんです。
もし、記憶障害が起きた場合、
無理に思い出させようとしないで下さい。
激しい頭痛に襲われ、本人が苦しむだけです」


淡々と話す執刀医の言葉に
ただ、耳を傾けるしか無かった。

特に思い出の強い事が記憶から
消えやすいと言った執刀医。






神様。どうかお願いします。

Aに何事もありません様に…。


私のそんなお願い事を神様は
容易く叶えてはくれなかった。

どうしてだよ〜shuuta side〜→←なんでやねん。〜shinjiro side〜



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さくさく - 推しは真ちゃんとしゅーちゃんで、好きな曲は恋音と雨空とさよならの前にとLoveです! (2017年10月9日 12時) (レス) id: ac6a81c59c (このIDを非表示/違反報告)
みゆう - 推しは真ちゃんで、好きな曲はLOVERとかです!! (2017年7月4日 20時) (レス) id: 844845a8c8 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 直也くんオチのお話お願いします。直也くんオチって少ないので楽しみに待ってます。 (2016年5月18日 20時) (レス) id: 60b38fad86 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - もぐもぐさん» 番外編でも栄ちゃん描きたいなと思ってます(*´ω`*)新作、Loveもよろしくお願いします(¨ *)(.. *) (2016年2月22日 16時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ - 今読み終わりましたー!真ちゃんがかっこよすぎて(笑)栄ちゃんかわいいっ!作品完成お疲れ様です♪番外編!ニヤニヤしながら待ってまーす(笑) (2016年2月21日 23時) (レス) id: 0fa6fb9291 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tiko | 作成日時:2016年2月14日 3時

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