嫉妬の支配〜shinjiro side〜 ページ17
***shinjiro side
俺はAの腕をひいてベッドに行った
『真ちゃん…？夜にしない？』
真「風呂場で我慢したやろ？」
『それはそうだけど…』
真「これ以上、俺に我慢させるん？」
『何か…その…気分じゃないっていうか…』
多分Aは、にっしー達が
帰ったばっかりやし
昨日結構激しかったから気分や無いんやろうな
真「すぐに俺がその気にさせたるわ」
『ちょっ…』
"ちょっと待って"って言おうとする
Aの口を塞いだ
『んふ…ふあっ……んっ…』
いつもならAも舌を絡めてくるんやけど
今日は違う。
まあ元々、Aは欲は強く無いしな。
『ふはぁっ…』
唇を離すと息を漏らし
手を口に添えてソッポを向いたA。
本気で気分や無いんやな。
真「そんなにシたく無いんならええわ。」
俺は冷たくそう言って、
Aを残してリビングに向かった。
俺はあるモノをDVDデッキに入れた
「あっ、んんっ…やんっ、ああん。」
テレビに映るのは
いかにも作った声で感じた振りをする
見ず知らずの女。
そう、 A V や。
俺のや無いで？
友達のや。
俺は、こういうの興味無いしな。
土曜日に仕事場の同僚が帰り際に
"Aちゃんにこんな事されるのも
良いんじゃね？"と、
無理矢理渡され帰って行った。
職場やったし、いつまでもそんなモン
持っとく訳にはいかんから
次会った時に返すつもりで持っとったんやけど
この機会やから使ったるわ。
テレビの中では、
女が男を押し倒して上に跨がり
妖艶に腰を動かしてる。
とは言っても俺から見たら
全くそそられへんけどな。笑
ｶﾞﾁｬｯ
『真ちゃん…？』
ベッドルームから出てきたA。
この声に耐え切れず出てきたんやろうな。
まあ、その為にコレ使ったんやけどな。
俺、最低なんかもな。
自分がにっしーに妬いたからって
こんな卑怯な手使うなんてな…。
俺、Aの事が好き過ぎてホンマにやばいわ
一応まだ避妊しとるんやけどな、
それは2人の時間を過ごしたいからやねん。
Aの子供なら絶対に可愛いに違いない。
せやけど、子供にまで妬きそうやから。
ちょっとだけ…
ちょっとだけ意地悪させてな…。
そして俺は、嫉妬という
黒い感情にドンドン支配されていった。
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さくさく - 推しは真ちゃんとしゅーちゃんで、好きな曲は恋音と雨空とさよならの前にとLoveです! (2017年10月9日 12時) (
レス) id: ac6a81c59c (このIDを非表示/違反報告)
みゆう - 推しは真ちゃんで、好きな曲はLOVERとかです！！ (2017年7月4日 20時) (レス) id: 844845a8c8 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 直也くんオチのお話お願いします。直也くんオチって少ないので楽しみに待ってます。 (2016年5月18日 20時) (レス) id: 60b38fad86 (このIDを非表示/違反報告)
tiko(プロフ) - もぐもぐさん» 番外編でも栄ちゃん描きたいなと思ってます(*´ω｀*)新作、Loveもよろしくお願いします(¨ *)(.. *) (2016年2月22日 16時) (レス) id: 8b0ed6924d (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ - 今読み終わりましたー！真ちゃんがかっこよすぎて(笑)栄ちゃんかわいいっ！作品完成お疲れ様です♪番外編！ニヤニヤしながら待ってまーす(笑) (2016年2月21日 23時) (レス) id: 0fa6fb9291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tiko
| 作成日時：2016年2月14日 3時
