Perfect〜隣人はAAA與真司郎〜

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唇が離れると
真くんはクスクスと笑い出した。






『ん？』


真「や。なんかな、何で泣いてんやろ、
何で俺に頼ってくれへんのやろって
モヤモヤしとったけど俺の事で嬉しかったわ」


『何よそれ〜。
本気で悲しくなっちゃったんだから。』


真「俺の事が好き過ぎて？」


『うん、手の届かない人なんだなって。』


真「ﾌｯ。かわええな。Perfectやわ。」






真くんはそう言ってクシャッと笑った。






『Perfect？』


真「Aは、ホンマにPerfectな女やで。」


『そんな事無いよ？
真くんだってPerfectだよ？』


真「俺が本気で惚れた女なんやで？
Perfectに決まっとるやろ。」






そう言って笑った真くんは、
格好良くて可愛い笑顔だった。






キラキラと輝き続ける
男女7人組のパフォーマンスグループ
何事にも挑戦する。"Attack All Around"
頭文字を取って"AAA"




そんなAAAの最年少。
クール王子 與真司郎。




大きくて綺麗な瞳に高い鼻。
ハイトーンなのに綺麗な髪の毛。

170cmの身長に細いけど筋肉のある
綺麗な身体。

キレのあるダンスと甘いハスキーは歌声。

英語ペラペラで健康志向も女子力も高いのに
絵は下手で料理は全く出来ない。








私の隣人はAAA與真司郎。









私は、Perfectな彼に恋をした。








そして、今日も彼の前で
AAA"Perfect"をバイオリンで奏でる…









完。

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