Perfect〜隣人はAAA與真司郎〜

i ページ29

Anniversary Live前に
怪我なんてさせちゃったら
ファンに殺されちゃう…っ。



でも、
私の心配は無用だったみたいで
無傷の真くん。




『何も無くて良かった…』


真「Aは優しいな？」


『真くんの方が優しいよ？
守ってくれたし…。』


真「そりゃそうやろ？
男は女を守る為に生まれて来たんやから。」


『シャイボーイ與さんも
そんなキザな事を言うんだねっ。笑』


真「やかましいわ！」


『ご飯作るね。』






真くんから離れてご飯を作った。


その間、
真くんは今まで会っていなかった期間に
起きた事、ツアーでの皆での様子とか
色んな事を話してくれた。





そんな話を聞いていると
暫くの間会っていなかった事が
とても現実味を帯びて私の心に突き刺さる



真くんの口から出る濃い日々は
やっぱり芸能人らしくて…

住む世界が違う事が身に沁みて感じた…





真「…でな！って…。A？
俺の話聞いとる？」


『あっ。うん、聞いてるよ？』


真「ぼけーっとして何かあったん？
腹でも痛いん？」


『ううん、そんなんじゃない…。
真くんはやっぱり芸能人なんだなあって
思っただけ。』


真「そりゃ芸能人やからな。笑
寂しくなったん？(*^^*)」





嬉しそうな顔をして、
にこっとハニかんだ真くん。





『そうかも…。』


真「はっ！？」


『急に遠い存在の人みたいに感じたの。』


真「ﾊﾊｯ。
大丈夫やで？これから先もずっと友達や。」

n→←s

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す