Perfect〜隣人はAAA與真司郎〜

Ａ ページ20

肩を落とす真くんを見て
何だか可愛いなあ〜と
思い笑いが溢れた




真「何が面白いねん…」


『ふふっ。ごめんね？
何か可愛いなあと思っちゃった。』


真「俺、男なんやけど？」


『ふふっ。分かってるよ？』


真「それに、Aの方が
かわええと思うんやけど。」



サラッとそんな事を言った真くん。

真くんの言う"可愛い"に深い意味なんて
無いけれど、それでも自分の顔が
赤くなっているのが分かる。



『これは、保存用として貰っておくね♪』


真「なら、あげるわ。」


『ありがと(*^^*)』



私は、顔が赤いのを隠すかの様に
そう言って受け取った。

ふと裏を見ると…



『えっ！？サインっ！？』


真「せやで。皆に書いてもらったん。」


『キャー。凄い♪
こんなの貰っても良いの？』


真「当たり前やろ？
その為に貰って来たんやから。」


『わー。ありがと(*^^*)(*^^*)』



裏にはメンバー全員分のサインがびっしり。

そりゃ7人も居ればね…
そうなるよね。笑


あれ…？



『何で真くんのサインは無いの？』


真「あ、表見てみ。」



真くんに言われて表面を見ると
大きなサインが書いてあった。

私の名前も書いてある…



『何で真くんだけ表なの？』


真「俺がAにあげたって証拠。」


『ふふっ。なにそれ。
真くんって案外執着心強そうだね。』


真「ん〜、そうかもしれへんな。」

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