與の憂鬱と不機嫌な彼女

Episode40 ページ42

.宇野side









宇「あれ？コレ何？」









白を基調としたAの部屋。









その部屋に唯一あった色物の箱。









伊「コレだけ青だね？」


『あ。それ、真司郎のだよ。笑』









セミダブルベッドの下にある
大きめの青い箱を引きずり出し
蓋を開けると男物の服やスキンケア用品が
入っていた。









宇「真司郎ってスキンケアすんの？笑」


『真司郎は女子力高いよ！笑』


伊「確かに肌とか綺麗だもんね。笑」


宇「コレ、お泊りセット？笑」


『そうそう！
良く泊まりに来るから私の部屋にも
真司郎の物が置いてあるの。』


伊「泊まりの時ってどう寝てるの？」


『一緒にベッドで寝るよ？』


宇「本当に仲良しなんだね。笑』









幼馴染みとは言え、
年頃の男女が同じベッドで寝るなんて
凄いよね。笑









『真司郎の部屋にも私の物が置いてあるの。』


伊「何かもうカップルじゃん！笑」


宇「言えてる。笑
ツンデレカップルだね！」









まあ、真司郎はAの事を
ただの幼馴染みだとは
思って無さそうだけどね。









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