US〜subsequent story〜

衣装チェンジ ページ44

教室に入ると慌ただしく
準備をしているクラスメイト達

それぞれ布で仕切られた空間に足を運ぶと
可愛い白雪姫の衣装が掛けてあった

衣装係の子に手伝ってもらい
白雪姫の衣装を着た


女1「やっぱり似合ってる〜♪
このままメイク係にメイクとヘアセット
して貰って♪」


渡されたバスタオルを肩に掛けて椅子に座ると
メイク係の子がやって来て
ヘアメイクをして貰った


女4「わ、最高に可愛いじゃん♪」


鏡に映る私は元々色素の薄い髪の毛が
ヘアカラースプレーで黒髪にされて
コテで巻かれた髪の毛はどうしたのか
分からないけれどボブヘアになっていた

赤めのチークと赤リップに負けないくらいの
大きな目になっていて流石だなあと思った


女4「皆、準備出来てるよ♪」


その言葉で仕切られた空間から出てみると
見事に変身した3人が目を見開いて
口を開けて立っていた


『え…？変かな？』

宇「やば…」

隆「白雪姫だ…」

真「可愛すぎるわ…」

『ふふっ//ありがとう///』


そう言った3人だけれど3人共別人に
生まれ変わっている


実彩子は髪の毛を夜会巻きにセットし
金色に輝く冠をつけて
紫のアイシャドーにしっかり目のアイライン
いつもはつけてないつけまつげをして
目力が凄い

持ち前のスタイルの良さが際立つ
胸と背中がぱっくりと空いて
その長くて細い脚が見え隠れする
スリットの入った黒いロングドレス
シースルーのロンググローブは
その細い腕を強調して
編み上げたヒールのお陰で更に長身になり
立ち襟の付いたマントを着て本当に美人

何よりも黒い口紅がお妃様の
腹黒さを演出している


にっしーは狩人と言う野蛮な名に相応しくない
くらいのイケメンに変わっていた

薄汚れた茶色のジャケットとベストを着て
白シャツの襟が少しだけ見えていて
茶色の革のあて布を右肩から左胸につけて
茶色のパンツにロングブーツを履いて
大きな斧を持っていた

髪の毛もウェーブをかけてウェットな
仕上がりで男らしくなっていた


真ちゃんは、まさしく王子様に
生まれ変わっていた

シルエットがダボッとしていて
手首で締められている白シャツに
青いお尻下まで隠れるジャケットの様な
物を着て金色の細ベルトを腰で締めて
赤色が特徴的なマントを着ている
白い細身のパンツに膝下で折り返された
金色に近いベージュ系のロングブーツを
履いていた

髪の毛はサイドを耳にかけてトップと前髪は
ふんわりサラサラに盛られていて
リアル王子様になっていた

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