US〜subsequent story〜

プール ページ30

今日は
chia hotelのプールで
遊ぶ事になった

皆、海に行くのかプールは私達だけで
貸し切り状態だった


ぎゃはは！と笑いながら水鉄砲で遊ぶ
にっしーとみっくん

プールサイドでプールに突き飛ばし合う
しゅうちあカップル

浮き輪に寝転んで浮いている実彩子と
それにちゅっちゅっとちょっかいを出す
うらうのカップル


プールサイドにあるパラソルの下の
ソファーに座り英文の本を読む真ちゃん
その膝に頭を乗せて皆を眺める私


生徒会メンバー、
みなさんバラバラですな〜。

まあ、それも仲良しの秘訣なのかもしれないね


ふあ〜ぁ…夏だね。

真ちゃんの膝の上が心地良くなって眠たくなる


時折そんな私の頬にちゅっとキスを落とす
我が王子真ちゃん


真「寝てもエエで？」

『うん……っ』


そこで私は意識を手放した



*



パシャッ


シャッター音がして目を覚ますと目の前には
スマホ…

へへっと顔を覗かせた実彩子と
その周りには生徒会メンバー



宇「王子と姫のラブラブなお昼寝シーン
頂きましたあ〜！！！！」

パチパチと手を叩く実彩子

浦「リアル王子様とリアルお姫様だな」

そう言って、実彩子の肩を組む直也くん

千「おとぎ話みたい♪」

手と手を自分の顔の前で組むちあちゃん

秀「メルヘンだな」

ちあちゃんの腰に腕を回す秀太くん

隆「俺のAちゃん…」

泣き真似をするにっしー

日「にっしまのちゃうけどな！」

そう言って、
にっしーをプール突き飛ばしたみっくん


その光景に爆笑するにっしーを除く
生徒会メンバー

にっしーに続いてジャンプして
前転をしながら飛び込むみっくん

手を繋いで飛び込むしゅうちあカップル

肩を抱き合って飛び込むうらうのカップル


ひょいっと体が宙に浮いてすぐに真ちゃんに
お姫様抱っこをされてると気付いた


『きゃー！待ってー！』


私の悲鳴は虚しくそのままプールにジャポン！


水面に、ぷはあっと顔を出して髪の毛を
掻き上げれば皆で笑い合うメンバー


『あ〜!!幸せ〜！
私、にっしーと仲良くなって生徒会に入って
真ちゃんと付き合えて、
今こうして皆といつも笑い合えて凄く幸せ♡』


笑顔で思った事を言葉にした私達


浦「そうだな♪」

日「最高だな♪」

秀「おん♪高校最後の夏休みすげえ楽しい」

千「やめてよっ！泣いちゃう！」


そう言った3年生組…

そっか…
直也くん、みっくん、秀太くん、ちあちゃんは
高校最後の夏休みだもんね

幸せを感じる瞬間→←いつも通りでは無い朝

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