番外編 聖なる夜に 3 ページ45
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今日はクリスマスイブ。そして、今日から冬休みだ。
街はすっかりクリスマスムードで、色鮮やかなイルミネーションが街を彩り、にぎやかなクリスマスソングが流れている。
だが悲しいことに、今私はクリスマスとはかけ離れた場所にいる。バレー部の練習が一日中あるため、私はこうして学校に来ているのだ。
そろそろ練習が終わりという頃、思わぬ客がやって来た。
「よっ！！」
『宇髄さん！！』
宇髄は手をヒラヒラと振りながら、体育館に入ってきた。彼がここに来るのは大変珍しい。何かあったのだろうか。
『どうしたんですか？不死川今いないですけど…』
「今日は不死川じゃなくてお前に用事」
『え？私に…？』
そう言って、宇髄はニヤリと笑った。
用事って何だろう。昨日のお昼に立て替えてもらったお金はたしか払ったはずだけど…。
そんなこと考えていたら、宇髄は上着のポケットの中に手を入れ、取り出したものを私の前に差し出した。
「これ冨岡に渡しといてくれ！」
『義勇に…？』
「そうそう」
そう言って、いかにもクリスマスらしい赤と白の包装紙に、可愛いリボンでラッピングされた手のひらサイズの小包を渡された。
『これ、お菓子とかですか？』
「ま、そんなもんだ」
大人の男性がお菓子をあげるって珍しいよね…。
一瞬不思議に思ったが、今日の日付を思い出し、宇髄の行動に納得した。
きっとこれ、クリスマスプレゼントだ！
さすがみんなの兄貴・宇髄さん！！これが大人の気遣いってやつっすね！
『わかりました！A、任されました！必ずや義勇に渡します！』
「頼んだぜA！今日中に渡しといてくれ」
宇髄さんはそう言って私の頭をガシガシと撫でた後、体育館から出て行った。
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・・・・・・・・・・・・
もうじきバレンタインですね。
お菓子作り苦手なので、この日しかしません(笑)
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そら(プロフ) - 義勇推しさんさん» 義勇推しさんコメントありがとうございます！何て嬉しいお言葉…！また義勇さんのお話も作りたいと思っていますので、よろしくお願いします！ありがとうございます！^^ (2021年2月12日 8時) (
レス) id: ccadd39c80 (このIDを非表示/違反報告)
義勇推しさん - 義勇さん、かっこよ！こんないい小説作って頂きありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2021年2月12日 6時) (レス) id: 11d230a7dd (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 小桜さん» 小桜さんコメントありがとうございます！お名前がとても可愛らしいですね！ご丁寧に訂正まで…！ありがとうございます！何て嬉しいお言葉！とっても励みになります！ありがとうございます^^ (2021年2月9日 19時) (レス) id: ccadd39c80 (このIDを非表示/違反報告)
小桜 - ↓すみません，「これから」ではなく「これからも」でした。作品に感動するあまり誤字ってしまいました(笑) (2021年2月9日 16時) (レス) id: 5b533fd8bf (このIDを非表示/違反報告)
小桜 - 義勇さんがすごく可愛かったです!!とても面白くてすぐに読み終わってしまいました。これから応援してます!!! (2021年2月9日 16時) (レス) id: 5b533fd8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sora | 作成日時：2021年1月19日 16時
