ありがとう ページ46
rbr「本日のメニューは、鮭のムニエルと旬のサラダ、」
rbr「コンソメスープでございます(イケボォ…)」
目の前に置かれたものはやはりどれも少し欠けていたが、
ひとくち食べてみると
「…美味しい」
虜になるほどの美味しさだった
ut「Aちゃんへの愛を込めて作ったんやで♡」
「とても美味しいです！」
愛のこもったメニューは疲れた私の体によく染みた
gr「良かった、頑張ったかいがあった」
もう一度感じた懐かしい雰囲気
それは1回目の結婚記念日の時と重なっていたかのかもしれない
私の周りにはいつも明るい笑顔がある
考えてみれば、今年は不運な事ばっかりだったかもしれない
でもなんとか乗り越えてきて今がある
「…ｸﾞｽｯ」
一同「「「！？」」」
自然と出てきた涙を、笑いながら袖で拭う
shp「美味しくなかったら、食べなくて良いっすよ！？」
tn「そ、そうやで！無理は…」
「い、いや！違うんです！」
食事を片付けようとするショッピさんとトントンさんの手を止める
「なんか…こういう感じが…久々で…」
「ずっと辛いこと続いてたから…やっと超えたんだな…って…」
私の声を聞いて、誰も何も言わなかった
泣いて笑う私を見て、全員安心したように微笑んだ
kn「多分まだあるで、辛いこと」
ut「そうやぁ！なんせ俺達の嫁やし！」
近くにいたコネさんと大先生が机に肘をついて目を細めて笑う
shp「それに一生一緒だと考えると…」
cn「数え切れないぐらいのトラブルに巻き込まれるやろうなぁ」
つられてお盆を持ったショッピさんとチーノさんも笑う
rbr/sha「「でも大丈夫やで！絶対、何があっても！」」
gr「俺達がAの傍にいる」
tn「これは契約や。俺達は絶対にAの傍から離れない」
os「絶対何があっても、や」
この笑顔に何度励まされたかわからない
グルさんがポケットから何かを取り出す
gr「左手を出せ」
「？」
gr「遅くなってしまったな」
「！」
その何か、は左手の小指に付けられた
gr「幸福を願う」
小指に銀の輪をはめたグルッペンの小指にも、輝くものがあった
周りを見てみれば、全員、小指には輝いているものが
gr「これからも一緒に歩んで行きたい」
gr「俺達に守られてくれないか？」
返事は決まっている
「…はい！」
偽物の結婚は、世界で一番輝いていた
zm「は？俺達は？」
em「勝手に盛り上がってる…」
…可哀想(小並感)
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ハサミ(プロフ) - そのさん» 共に頑張りましょう！ (2021年9月26日 18時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» 回りくどい言い方をすればそれっぽくなりますヨ！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» ありがとうございます (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» えーとですね、当たり前なんですけどラストを想像して作るとか、伏線入れてみるとか、後は何ていうんだろう、書いた物語を頭の中で漫画とか絵にして考えてみると意外と書けますよ！普通の小説を読むのも結構勉強になります！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» なるなる俺は、語彙力いろいろやばいもん (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作成日時：2021年2月14日 8時
