着いてくれば？ ページ39
em「ゾムさん…常に警戒してくださいね…」
zm「大げさやなぁ…来たら倒すだけやん！」
「あ、すいません。牛肉を…」
結局ソワソワしていたのでエミさんも連れてきた
買い物中もずっと周りをキョロキョロとしながら落ち着かない様子だった
「大丈夫ですよ、さすがにもう居ないでしょう」
zm「そうやで、新聞でも大きく取りあえげて貰ったからな」
ゾムさんが肉屋の店主から肉の塊を貰いながら自信げに言う
zm「エミさんはそういう面倒くさい事を言うから…」
「…え…？」
チラッと大通りを通っていく人を見てみると、そこにはよく知っている顔が
「ちょ…ちょっと…すいません…良いですか…すいません…」
人と人の間を苦戦しながらも通り、その人の元へと急ぐ
「り、リタッ!!!」
このままだと見失ってしまうと思ったので、大声でその人の名前を呼んだ
リタ
声に気づきた青年は、サラサラの髪を揺らしながら後ろに振り返った
リタ「…A！？」
「リタぁ…！」
いつの間にか大きくなっている彼の体に抱きつく
彼は、幼馴染…いや、家族に近い存在だ
小さな頃から、リタとずっと一緒に居た
夜な夜などこかへ出かけている母の代わりに、一緒に居てくれた
この街に来てからは、連絡も取っていないし、久々すぎる
「田舎にいるんじゃ…」
リタ「引っ越したんだよ！就職先がこっちでね！」
そうだったんだ…それにしてもリタのいい匂いがする…
「ずっと会いたかった…」
リタ「俺も！実はずっと探してたんだ」
リタ「引越し先の家に手紙送ったんだけど…あの家は…」
zm「もう引き払って『俺達』と住んでるで？」
懐かしい感情を仕舞い込みながら話していると、ゾムさんがいつの間にか隣に来た
リタ「か、幹部様…！？」
ゾムさんが私をリタから引き剥がす
「あ、そうそう！私、前の仕事辞めて『メイド』になったんだよね」
zm「まぁ『メイド』じゃなくて『嫁』やけどな…！」
リタ「よ、嫁！？」
リタは驚きのあまり持っていた果実をゴロゴロと落とす
他の通行人は落ちた果実を邪魔そうに歩いていた
ゾムさんは果実を拾うリタを不満げに睨んでいた
zm「俺の『嫁』に何か用ですかぁ？(威圧)」
「ちょ…ゾムさん…」
リタ「い、いえすいません…あまりにも久しぶりだったので…」
リタ「もう少し話したかったけど…また今度！これ連絡先！」
1枚の小さな紙切れには、綺麗な字で電話番号が書いていた
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ハサミ(プロフ) - そのさん» 共に頑張りましょう！ (2021年9月26日 18時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» 回りくどい言い方をすればそれっぽくなりますヨ！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» ありがとうございます (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» えーとですね、当たり前なんですけどラストを想像して作るとか、伏線入れてみるとか、後は何ていうんだろう、書いた物語を頭の中で漫画とか絵にして考えてみると意外と書けますよ！普通の小説を読むのも結構勉強になります！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» なるなる俺は、語彙力いろいろやばいもん (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作成日時：2021年2月14日 8時
