お見舞い ページ35
sn「んー…中々熱下がらないね…」
gr「な、なんかの病気じゃないよな！？」
sn「そんな事はないと思うけど…」
ピピッと音を鳴らす体温計は39.0の数値を表していた
口から出る息は荒く、目も少ししか開かない
sn「しんどいかもしれないけど…きっとこれが終わればすぐ治るから！」
gr「A…頑張るんだゾ…！」
グルさんが弱々しいけど熱い私の手を強く握りしめる
「は、い…ゴホッゴホッ…」
咳き込む私を見てグルさんは口をへの字にして不満げだった
過保護だなぁ…大丈夫だって言ってんのに…
「あ…ご飯…大丈夫ですか…？洗濯物とか…」
一応もしもの時にとショッピさんとチーノさんには教えておいたけど…
その話題を出すとグルさんは少し肩をビクッと震えさせた
gr「だ、大丈夫だゾ！ロボロとかがやってくれてるゾ…」
…怪しい
目を細めてグルさんを見つめると、目線をそらしやがった
gr「う…そ、そうだよな！ぺ神」
sn「えっ…お、俺…！？そ、そうだね！協力して…やってる！」
「…なら…いいんですけ、ど…ゴホッ…」
取り敢えず今はだるいしいいか…
見に行ったときにぐちゃぐちゃになってたら説教して片付けさせる()
sn「…あ、御飯の時間だね！お粥食べる？」
「あ、食べます…ありがとうございます…！」
ぺ神さんがまるで『逃げるように』部屋を出ていく
そんな焦らなくてもいいのにねぇ(殺気)
gr「…怪我、酷いな」
「い”っ”…！」
グルさんが何を考えたか腕にできた痣を強く押す
「い、痛いですよ…」
gr「……」
「？？？」
何をしたいのかさっぱり分からない
唇を軽く噛んで私の腕を見つめるだけだった
gr「A」
グルさんが身を乗りだ出したかと思えば私のおでこに唇が当たる
gr「『早く治るおまじない』だ」
「え…あ…？」
混乱している私を見ると、歯を見せてニカッと笑った
gr「じゃあ、そろそろ帰らないとトン氏に怒られるからな」
あ、やっぱり書類仕事抜けてきてたのね
上機嫌のまま医務室を出ていった
「……なん、だったんだろう…ズビッ…」
しばらくウトウトしていると扉が勢いよく開いた
sn「あ”ー！また壊しやがったなぁ！」
sha「Aー！旦那が来たでー！」
ut「何言うてんねん、Aちゃんの真の旦那は俺や」
…どうやらうるさい奴らが来たらしい
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ハサミ(プロフ) - そのさん» 共に頑張りましょう！ (2021年9月26日 18時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» 回りくどい言い方をすればそれっぽくなりますヨ！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» ありがとうございます (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» えーとですね、当たり前なんですけどラストを想像して作るとか、伏線入れてみるとか、後は何ていうんだろう、書いた物語を頭の中で漫画とか絵にして考えてみると意外と書けますよ！普通の小説を読むのも結構勉強になります！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» なるなる俺は、語彙力いろいろやばいもん (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作成日時：2021年2月14日 8時
