……来て ページ29
男「来ない…来ない来ない来ないッ！」
ドカッ
「くっ…あ…はぁ…はぁ…はぁ…」
私が黒ずくめクソ野郎に捕まってから1週間
幹部達が来る様子は一切ない
そして私に与えられる食事はパン一切れ
あ、1日1食です
おかげでもう体力がありません
動く気にもならいないほど、私の体は限界を向かえていた
男「何で来ないんだよぉ…せっかくスペシャルゲストも用意してるのにぃ…」
「…スペシャルゲスト…？」
男「あ、言っちゃったぁ！お前もよく知ってる人だぜ？」
黒ずくめクソ野郎は「楽しみだなぁ」と不気味な笑みを浮かべた
重い鉄のドアを口笛を吹きながら開け、出ていく
「…く、ぅ…あ…ゴホッゴホッ…は…ぁ…」
1週間も経つと、私は捨てられたのではないかと若干心配になる
鉛のように重い体をなんとか動かし、部屋の角で膝を抱える
自分の体を意識的に見てみると
「…すごい痣…」
至るところに黒紫の痣や、痛々しい擦り傷があった
しかしなぜか痛みが感じられない
慣れてきてしまっているのか
…このまま来なかったら、この生活に慣れるのか
目を細めると、大粒の涙が出てきた
「…嫌だなぁ…」
冷たい床に倒れ込む
今が何時かも分からない
ここはどこなのかも、何故こんな仕打ちを受けているのかも
段々瞼が落ちてくる
…その時
ドガーンッ!!!!
「…なに…？」
私を起こすかのような大きな地響きと爆発音
それから10秒後、鉄の扉がいつものように開いた
あぁ…寝ていたら…怒られるかも…
『A！A！A…！』
しかしやってきたのは黒ずくめクソ野郎ではなかった
よく、見たことがある人
あぁ、来てくれたのか…やっと…出れるのか…
安心すると、痛みが感じられた
傷口が痛いまま、私は目を閉じた
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ハサミ(プロフ) - そのさん» 共に頑張りましょう！ (2021年9月26日 18時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» 回りくどい言い方をすればそれっぽくなりますヨ！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» ありがとうございます (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» えーとですね、当たり前なんですけどラストを想像して作るとか、伏線入れてみるとか、後は何ていうんだろう、書いた物語を頭の中で漫画とか絵にして考えてみると意外と書けますよ！普通の小説を読むのも結構勉強になります！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» なるなる俺は、語彙力いろいろやばいもん (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作成日時：2021年2月14日 8時
