助けてください ページ28
「ん…う…ぅ…」
顔には冷たい感覚…起き上がり、目をゆっくりと開けてみるｚ
開けたくもなかった…絶望に変わるだけだから
「どこ…だ…ここ…」
そこはまるで犯罪者の入る…そう刑務所のような場所だった
コンクリートに上の方には小さな鉄格子の窓
私のちょうど反対側には、鉄の鍵付き扉があった
向こう側は見えそうにない
「…早く、逃げない…と…」
何をされるかわからない、とにかく怖かった
立ち上がり、足を動かす
しかし…
チャリン！
「！」
そう簡単に動かしてくれなさそうだった
足は鎖のようなもので壁につながっていた
いくら足を動かしてみても鎖が千切れることはない
「…ウﾜｧｱｱｱｱｱ!!!!助けてｪｪｴｴｴｴ!!!!」
試しに叫んでみるも、聞こえてくるのは響いて届く自分の声
これは…完全に詰んでるな☆
☆じゃねぇよヤバいやんこれ
頭を抱えて状況をしっかりと整理していると、
ガチャ…ギィ…
「！」
重い鉄の扉がゆっくりと音を立てて開いた
男「あ、起きたんだぁ！」
「え…あ…」
そこから出てきたのは1人の男…この人…
「！お前ｯ…！」
男「え？覚えててくれたぁ？さっすがだね！」
そう、この男、交流会で私を攫おうとした上足を切りつけた男だ
キリッと鋭い目つきで黒ずくめクソ野郎を睨む
男「おー怖い怖い。強くなったんだねぇ」
「…何のようで」
ドスッ
「！？…カハッ…う…あ…」
急に男が私の腹を強く殴った
その衝撃で壁と背中が衝突する
男「君のせいでさぁ？ほら見て、この傷」
男「あの総統にやられたんだよぉ…アイツ…」
ドスッ…
男「だから、我々国と敵対してる国に頼んでここを準備してもらったんだ」
男「君が苦しんだら、アイツは絶望する」
ドンッ…
男「その顔が一度でいいから見てみたいんだ」
男「あぁ、早く来てくれないかなぁ」
ドスッ…
男「いや駄目か、お前をもっと苦しめさせたいもんなぁ！」
ドスッ…ドンッ！
「あ”…あ”ぁ”…ぐあ…あ…う…ぅ…」
叫び声すらも上手く出ない
まともに息もできない
口からは「ﾋｭｰ…」という小さな音
「お前…の…思い通りには…ならない…」
「我々国幹部を…馬鹿に…するな…ゴホッゴホッ…」
男「ほぉう？随分と舐めた口をき」
「お前なんか…瞬殺だ…ハハッ…」
男「…ふふっ、どうやら痛いのが好きらしいな」
黒ずくめクソ野郎はその後も暴行し続けた
早く…助けに…来て…
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ハサミ(プロフ) - そのさん» 共に頑張りましょう！ (2021年9月26日 18時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» 回りくどい言い方をすればそれっぽくなりますヨ！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» ありがとうございます (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - そのさん» えーとですね、当たり前なんですけどラストを想像して作るとか、伏線入れてみるとか、後は何ていうんだろう、書いた物語を頭の中で漫画とか絵にして考えてみると意外と書けますよ！普通の小説を読むのも結構勉強になります！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - ハサミさん» なるなる俺は、語彙力いろいろやばいもん (2021年9月26日 18時) (レス) id: d0da385cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作成日時：2021年2月14日 8時
