第四話 ページ6
チチチ…チュンチュン
貴『おい、千鶴起きろ』
雪「うー…ん。」
鳥のさえずりと共に体がゆさゆさと揺さぶられる
貴『もう朝だぞ』
雪「…ん?」
雪村が薄っすら目を覚ますと、視界に黒いヘルメットの女が見えた
貴『大丈夫か?』
何やら小型の機械に文字を打って見せてくる
雪「……シシシ、sigmaさんっ!!?」
ようやく意識がハッキリしてきた雪村は慌てて体を起こす
雪「すみません!すっかり寝てしまってて…。」
寝癖や着物を直し、恥ずかしそうに頭を下げる
貴『いや、気にするな。私も少し前に起きたばかりだ、眠れたか?』
雪「はい、何とか…。」
貴『そうか』
Aがそう打った瞬間、部屋の襖が開いた
???「おはよう、起きてるかい?」
そこには一人の男がいた
昨日見た男ではない
貴『誰だ?』
???「ん?その黒いかぶり物に胸元の開いた黒い服は…君が例の子か。」
貴『……』
???「トシさんが言ってはいたが、かなり大胆な格好をしているんだね…。」
男は視線を横に逸らし、顔を赤くさせる
貴『すまないな。バイクに乗る上に仕事上やりやすいもので』
雪「(バイクって何だろ…というか胸大きい…//)」
雪村はチラリとAの胸を見てプルプルと顔を赤くさせていた
???「(最近の子は発育がいいなぁ)…少し来てくれないか?朝から幹部連中達が君達の事を話していてね。」
貴『そうか、なら行こう。千鶴も一緒でいいよな?』
雪「はい…。」
不安そうな雪村と表情の見えないAが立ち上がると、男はジッと二人の自由になっている手首を見た
???「縄は外れたのかね?」
貴『私が外した。手首が固定されていると寝るに寝れないからな、千鶴を責めないでやってくれ』
???「そ、そうかい。じゃあ、行こうか。」
男は驚きながらも二人を部屋から別の場所へと移し始めた
貴『……』
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ビビ(プロフ) - 千花羅さん» あるのよ!!自信もって!!(;´Д`)新しい小説!?ほんと!?楽しみにしとく!!(*´▽`*) (2016年3月23日 12時) (レス) id: 646ed80e19 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - ありがとうございます。こちらも少しキツイ言い方をしてすみませんでした。これからの更新期待しています。 (2016年3月21日 13時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - ビビさん» 文才なんかないって!ナイナイ(´Д` )小学生でも書ける文章だものww ちょっとまた新しい小説を作ろうと思ってる←(また駄作が生まれる…) (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - 雫さん» パクリに見えているのならすみません、私そのアニメは全く知りませんし名前くらいしか聞いたことないです。わかりました、今後いろいろ考えてさせてもらいます (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - でも、知っているこっちから見るとただのパクリにしか見えません、はっきり言って私の好きなキャラクターが侮辱されている気分です。 (2016年3月21日 1時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千花羅 | 作成日時:2013年9月1日 0時