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第三話 ページ5

貴『……』

雪「……。」

Aはやれやれと部屋の壁に寄りかかった

あれから二人が連れてこられたのは、新選組の屯所だった

男装少女と同じ部屋に入れられ、朝まで過ごす羽目になったのだが手首を縛られており睡眠する気にもなれない

貴『大丈夫か?』

カコカコと文字を打った

雪「あ、はい…。先ほどは助けていただいてありがとうございます。」

ようやく落ち着いてきたのか男装少女は丁寧にお礼を言った

貴『それにしても酷い事をするものだな、女二人に対してこんな仕打ちをするなんて彼奴ら結婚できないだろうな』

雪「あっはははっ、結婚できないって……ん?女二人…?」

貴『お前女だろ?』

最後に打たれた文字を見た瞬間、男装少女は声には出さない無音の悲鳴をあげた

雪「な、な、な、何でそれを…!?」

貴『さっき会った時から気づいていたぞ、男にしては妙に女らしいというか…あ、秘密にした方がいいか?』

雪「そうしてください(切実)。」

貴『わかった、秘密にしよう。それより自己紹介をしないか?名前を知らないとお前を呼びにくい』

必死な様子に笑いながらAは文字を打った

雪「あっ、そうですね…。私は雪村千鶴です、江戸から京に来ました。」

貴『私はsigmaだ、シグマと読む。スナイパーをしている』

狙撃銃は没収されててないが…とAは文字を打った

雪「すないぱぁ…ですか…。」

聞きなれない単語に雪村ははぁ、とつぶやく

貴『あぁ。スナイパーというのは狙撃手と言った方がわかりやすいか?遠距離から対象となる人物を狙撃銃で狙って撃つ奴の事をいう』

雪「えっ…という事はsigmaさんは暗殺者か何かですか…!?」

貴『結果的にはそうなるな…私は傭兵だから依頼されないと撃たないから安心しろ』

雪「は、はぁ…でも何だかすごいお仕事ですね。」

貴『一般の奴から見たらそう思うだろうな』

Aはそう文字を打つと、スッと手首を動かしヘルメットに仕込んでいた刃で縄を切った

貴『縄を切るぐらい許してほしいものだな』

次にAは自由になった手で雪村の縄を切った

雪「あっ、ありがとうございます!」

貴『気にするな。朝までの辛抱だ、朝になったら何か変わるかもしれない、だからそれまで寝るとしよう』

雪「そうですね…、じゃあ…おやすみなさい。」

貴『あぁ、おやすみ』

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ビビ(プロフ) - 千花羅さん» あるのよ!!自信もって!!(;´Д`)新しい小説!?ほんと!?楽しみにしとく!!(*´▽`*) (2016年3月23日 12時) (レス) id: 646ed80e19 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます。こちらも少しキツイ言い方をしてすみませんでした。これからの更新期待しています。 (2016年3月21日 13時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - ビビさん» 文才なんかないって!ナイナイ(´Д` )小学生でも書ける文章だものww ちょっとまた新しい小説を作ろうと思ってる←(また駄作が生まれる…) (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - 雫さん» パクリに見えているのならすみません、私そのアニメは全く知りませんし名前くらいしか聞いたことないです。わかりました、今後いろいろ考えてさせてもらいます (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - でも、知っているこっちから見るとただのパクリにしか見えません、はっきり言って私の好きなキャラクターが侮辱されている気分です。 (2016年3月21日 1時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千花羅 | 作成日時:2013年9月1日 0時

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