第二話 ページ4
首に当たっているものが刀だと理解できるまでそんな時間はかからなかった
ドカッ
Aは素早く背後に蹴りを入れ、男装少女を守る様に狙撃銃を構えた
???「ってぇ…。」
蹴りを入れられた男は腹を押さえながらフラフラと立ち上がる
???「あはははっ、やられちゃいましたね土方さん。」
???「大丈夫ですか、副長。」
???「あぁ…今のは結構効いたな。」
黒髪の男がAをギロリと睨みつける
貴『誰だ?』
沖「何か見せてきましたよ。」
土「いきなり蹴りを入れるたぁ、ご挨拶だな。テメェ…一体何者だ。」
貴『いきなり蹴ってすまないな。だがそちらから刀を向けてきたんだ、これであいこだ』
土「(敵意はなさそうだな…)それはお前が殺ったのか?」
貴『それ?この男達の事か?こいつらの上司ならすまなかった事をした、この少女に襲いかかろうとしたから相棒の狙撃銃で撃たせてもらった』
斉「狙撃銃だと…?お前は一体…。」
その時冷たい風が吹いた
貴『私はsigma、依頼を受ければどんなターゲットも撃つ傭兵のスナイパーだ』
ーーー…
沖「はい、動かないでね。」
貴『……』
ヘルメット越しから分かるほどAは嫌なオーラを出していた
貴『狙撃銃は丁寧に扱ってほしい。狙撃銃は大切な相棒であり、商売道具だからな』
縛られてあまり動かせない手を使い、片手でスマホ、もう片方はバイクを押していた
斉「安心しろ、あんたの狙撃銃とやらは俺が大切に預かる。」
斉藤は狙撃銃を肩にかけながらAの横を歩いていた
貴『あまりいじらない方がいい。今はロックをかけているからいいが、ちょっとした事で外れて暴発したらお前なんか一発で殺られるから気をつけろ』
斉「あ、あぁ…。」
斉藤はブルッと体を震わせながら頷いた
貴『冗談で言ってるんじゃないからな。何があっても責任は取れない、なるべく銃口は下に向けていろ。弾が特殊だから一回跳ね返って足に直撃するが命に別条はない』
その言葉に更にゾッとした斉藤はそっと狙撃銃を下ろした
斉「副長、管理を貴方に任せてよろしいでしょうか。」
土「お、俺に押し付けるなっ。」
沖「うわー、僕もお断りだなー。」
貴『(まぁ、少し嘘をついたが)」
狙撃銃に怖がる三人を余所にAはヘルメットの中でベーッと舌を出した事は誰も知らない
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ビビ(プロフ) - 千花羅さん» あるのよ!!自信もって!!(;´Д`)新しい小説!?ほんと!?楽しみにしとく!!(*´▽`*) (2016年3月23日 12時) (レス) id: 646ed80e19 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - ありがとうございます。こちらも少しキツイ言い方をしてすみませんでした。これからの更新期待しています。 (2016年3月21日 13時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - ビビさん» 文才なんかないって!ナイナイ(´Д` )小学生でも書ける文章だものww ちょっとまた新しい小説を作ろうと思ってる←(また駄作が生まれる…) (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - 雫さん» パクリに見えているのならすみません、私そのアニメは全く知りませんし名前くらいしか聞いたことないです。わかりました、今後いろいろ考えてさせてもらいます (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - でも、知っているこっちから見るとただのパクリにしか見えません、はっきり言って私の好きなキャラクターが侮辱されている気分です。 (2016年3月21日 1時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千花羅 | 作成日時:2013年9月1日 0時