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第一話 ページ3

ズダンッ

いきなり一発の銃声が響いた

男「…?」

男は一瞬何が起きたかわからず、首をキョロキョロさせる

しかし、口からゴポリと赤い液体が溢れ出し男はその場に倒れた

その様子を建物の屋根から見つめる一つの黒い影

黒いヘルメットにライダースーツを着て、狙撃銃の銃口から薄っすらと煙を出す女だった

貴『……』

女は男が動かなくなったのを確認すると、屋根から姿を消した

ーーー…

ドッドッドッ ブオォォォン

真夜中の京都の町を異質な存在が颯爽と走り抜ける

エンジン音を鳴らし、バイクを走らせる女だった

背中に狙撃銃を背負い、慣れた手つきでバイクのハンドルを握っていた

貴『(すっかり遅くなってしまった…)』

すぐに終わる予定が、予想外なターゲットの行動により通常より長くかかってしまったのだ

誰かに見られたらマズイのでAはいつも以上にバイクを速く走らせていた

すると

ヒャハハハ…

エンジン音に紛れて笑い声が聞こえてくる

貴『(何だ…?)』

ヒャハハハ

その笑い声はだんだん近くなり、ハッキリと聞こえてくる

そして笑い声に混じりキャーという悲鳴も聞こえてきた

貴『……』

キキィッ

Aはバイクを止めると、狙撃銃を持って悲鳴が聞こえてきた方へと走り出した

いつもは依頼以外の仕事はしないのだが、妙に胸騒ぎがするせいで現場に向かう事にしたのだ

建物の屋根へ飛び移り、屋根から屋根へ移動していると数人の人影が見えてきた

貴『(何だあれは…)』

羅「ヒャハハハ!!」

そこにいたのは銀髪に赤い目をした不気味な男達だった

まるで化物の様に笑いながらユラユラと歩いている

その化物の前には座り込み震えている一人の男装した少女がいた

貴『(今回は特別だ)』

状況を察したAが狙撃銃を構え、男達の心臓目掛けて発砲した

ズダダダダダッ

羅「ぐがっ…。」

羅「ぎゃっ…。」

ドサッ

急所に銃弾を浴びた男達はその場に倒れた

Aは屋根から飛び降り、今だに震えている男装少女に手を差し伸べた

貴『大丈夫か?』

???「ひっ…あっ、は…い。」

スマホに打った文章を見せながらAは少女を立ち上がらせる

貴『怪我はないか?』

???「はい…大丈夫…です。」

貴『ならいい。今回は緊急だったから金はいらない、お前も早く帰った方がいい』

???「あっ…。」

貴『…どうしたんだ?』

スッ

いきなり首筋に冷たい感覚が襲った

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ビビ(プロフ) - 千花羅さん» あるのよ!!自信もって!!(;´Д`)新しい小説!?ほんと!?楽しみにしとく!!(*´▽`*) (2016年3月23日 12時) (レス) id: 646ed80e19 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます。こちらも少しキツイ言い方をしてすみませんでした。これからの更新期待しています。 (2016年3月21日 13時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - ビビさん» 文才なんかないって!ナイナイ(´Д` )小学生でも書ける文章だものww ちょっとまた新しい小説を作ろうと思ってる←(また駄作が生まれる…) (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - 雫さん» パクリに見えているのならすみません、私そのアニメは全く知りませんし名前くらいしか聞いたことないです。わかりました、今後いろいろ考えてさせてもらいます (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - でも、知っているこっちから見るとただのパクリにしか見えません、はっきり言って私の好きなキャラクターが侮辱されている気分です。 (2016年3月21日 1時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千花羅 | 作成日時:2013年9月1日 0時

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