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第十七話 ページ20

雪「(もう大分探し回ったけど…sigmaさん何処にもいないなぁ…)」

あれから雪村は屯所のあらゆる場所を探したが、Aの姿はどこにもなかった

これ以上、時間をかけると彼女は本当にいなくなってしまう

そう思いながら走り回っていると、先ほどの広間に戻って来てしまった

雪「(あ、一周しちゃったんだ…)」

雪村がそう思った時だった

沖「もう殺しちゃうしかないですよね。」

雪「!」

いきなり広間から聞こえてきた声に雪村はサッと壁沿いに張り付き、中からの話し声を聞き始めた


土「あぁ…もうこれではっきりとわかったぜ。」

斉「彼奴をこれ以上野放しにすると、我々の業務の支障になりかねます。」

何やら深刻な話し声をしている様で、男達の声は低かった

雪村は自分の事かと思っていたが、その思いは次の言葉によって掻き消された

沖「あの人さ、千鶴ちゃんを守るとかそういう風に振舞っているけど、実際は「私は怪しい人です」って言ってる様にしかなってないって事、気づいてないんじゃない?」

雪村は固まった様に動かなくなった

沖「大体身なりからして怪しいでしょ。あのかぶり物に大胆すぎる服とか、何あれ。誘惑してんの?」

斉「雪村の処遇が決まったら、次は自分の番だと考えていたんだろう。…図々しい奴だ、昨夜の件といい、暴力的な件といい、この件といい、自分が一番偉いと勘違いしている様だな。」

土「狙撃銃とやらを持っている時点で、もしかしたら元々誰かを殺す為に俺達に近づいた線も考えられるな。」

沖「それ本当だったらかなりマズイですよ。早くこの縄外して殺さないと。」

そんな言葉ばかり広間を飛び交う

雪村は頭の中が真っ白になり、その場に立ち尽くした

雪「(何で?何でそんな事が言えるの?)」

貴方達はあの人の何を理解してるの?

話すら聞いてないじゃん

一体何なの?口を開けば悪口ばかり…

貴方達、本当にーーー

「サイッテーだよな」

雪「!!」

原「本当にサイッテーだよ、お前ら。」

沖「サイッテーって何が最低なわけ?」

いきなりの事に男達だけではなく、雪村も驚き身を強張らせた

藤「怪しいからって、それだけで終わらすわけ?話聞かないの?何で?」

永「怪しいからこそ話を聞くべきだろ。大体、千鶴ちゃんの話だけ聞いて、あの黒い姉ちゃんの事は問答無用で処分するなんて酷すぎるにも程があるぜ。」

原「そんな残酷な真似、俺には出来ねぇな。お前ら、いつからそんな餓鬼みたいな事する様になったんだ?」

少し考えさせてください→←第十六話



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ビビ(プロフ) - 千花羅さん» あるのよ!!自信もって!!(;´Д`)新しい小説!?ほんと!?楽しみにしとく!!(*´▽`*) (2016年3月23日 12時) (レス) id: 646ed80e19 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます。こちらも少しキツイ言い方をしてすみませんでした。これからの更新期待しています。 (2016年3月21日 13時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - ビビさん» 文才なんかないって!ナイナイ(´Д` )小学生でも書ける文章だものww ちょっとまた新しい小説を作ろうと思ってる←(また駄作が生まれる…) (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
千花羅(プロフ) - 雫さん» パクリに見えているのならすみません、私そのアニメは全く知りませんし名前くらいしか聞いたことないです。わかりました、今後いろいろ考えてさせてもらいます (2016年3月21日 9時) (レス) id: 9eeb6ca6d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - でも、知っているこっちから見るとただのパクリにしか見えません、はっきり言って私の好きなキャラクターが侮辱されている気分です。 (2016年3月21日 1時) (レス) id: 500d0f8ba9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千花羅 | 作成日時:2013年9月1日 0時

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